気づくのが遅すぎた

sou2006-09-15

それでも、媒体としての地上波テレビというフィールドは衰退の方向にあるんじゃないかとも思う。購買層の大きな割合を占める主婦層にしても、これからはTVを見ているよりwebと接している時間がどんどん長くなってくるだろうし、そう考えると、webからTVへの誘導を企画する方が効率が良いと思う。


1:web上でのコマーシャルスタート
2:web上で「こうこうこういうTVCMを何月何日何時頃この番組のスポンサーとして放映します」といった文句をSSつきでうまく書いて告知
3:TVCM放映開始
4:当該CMが放映されている番組が2クール程終わったところでweb上でTVCMのストリーム提供開始

勿論web上で見せるコマーシャル対象の商品情報については、クライアントにcookieを食わせて、トップページの表示が一定回数を満たした場合は別の商品の商品情報やCM情報の表示に変わるとか


そんなのどの企業でもやってるだろうということに今頃気づいた。


2005年度の広告費割合、四媒体は0.7%減、インターネットが54.8%増となっている上、4媒体への広告費は化粧品や飲料、自動車関連が下がって金融保険・家電AV・医薬・不動産が上がっている。4媒体で下がった広告費はインターネットでの広告費にシフトしているんだろう。

前者は若年層ターゲット、後者は中年層以上をターゲットにし易い商品だから(一概にそうとも言えないけれど)、PCの扱いに慣れていない世代へは後者の商品を4媒体で、PCの扱いに慣れている世代へは前者の商品をwebで、という事になっていっているのかも知れない。