計算の日

職場でソフトバンクの話になったので。

結論を先に出すと、「とりあえず2ヶ月待ってみろ」という事。

ショップのスタッフでさえも満足に説明出来ないプランがあるばかりか、今までのサービスとの競合はどうするんだという話で。まぁまぁ、とりあえずは今契約している人々が受け取る初回の請求書が、どんなにビックリする様なものになっているか、良い結果であれ悪い結果であれとりあえず見てみようと。

で、その料金体系。新たにリリースされたゴールドプラン。

2880円の基本料金になるのは11年後。平成29年。恐らくこの頃には携帯電話やインターネット通話は文字通りタダ同然になっているだろうし、11年後のこの料金に関してはメリットが有るのかどうかと問われると微妙だ。

初年度時の基本料金は9173円の37%=5760円。とりあえずこの固定費を払っておけば、ソフトバンク携帯同士での通話・メール受信については無料が保証される。

ただし、現時点で設定されている、他社携帯電話との通話料金。日中の時間帯の通話料金は30秒28円。1分間で56円。かたやメールは1.5kbyte(250文字相当)のメール送信・受信ともに3円。

メールやパケット通信はともかく、通話料金だけで見てみる。自分の通話相手が携帯3社PHS1社と、固定1社の5社が均等にあるとして、それぞれ20%の比率にしてみる。1日10分の通話。1ヶ月で300分の通話と仮定。

ソフトバンクとの通話60分:無料
他社携帯+PHS合計3社180分:10080円
固定電話への通話60分:3360円

通話料金合計13440円+基本料金5760円=19200円

1年間で230400円。


で。1月15日まではいきなり70%OFFの基本料金になるので、

10440円+基本料金2880円=16320円。

1年間で195840円。

同じく300分喋って、年契約条件で、auのプランLだと7293円。docomoのタイプLだと6240円。それぞれ87516円、74880円。

この条件に対して、たとえばソフトバンクがauに勝つ条件としては、他社通話を300分のうち78分までに抑えなければいけない。つまり、通話比率74%がソフトバンクとの通話でないと、他社より高くなる。


身の回りの知人友人がソフトバンク携帯で埋め尽くされてゆけば、この問題は解消できるわけなんだけれど、この計算式はメールやパケット通信料を含んでいない。webサイトの閲覧には別途料金がかかるし、その他付帯料金も有る。


今すぐに飛びつくのもどうかという内容なんだけれど。

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※よく読んでみると、初月から2880円っていうのは、スーパーボーナスプランへの加入が条件になっていた。これはいわゆる電話機本体をローン契約するのと同じ事で、結局基本となるゴールドプランに、本体のローンが毎月2000円前後(24ヶ月ローン)ついてくる。というか、よく読んでみないと判りづらい料金体系って(´・ω・`) 当然、ローンを払い終えないうちにコース変更や機種変更をした場合、残額の請求が一気に来る。恐ろしい。一度契約したが最後、かも知れない。

とりあえず広告のフォントを全部同じ位にしろ、と。