師匠との再会

今日は自社内周り.長岡京から尼崎まで東西横断.

7年ぶりに別の営業所で,昔の師匠に逢ったわけです.

僕の師匠は見た目が「とっちゃん坊や」.一緒にあれこれしていた時期から30代前半で成長が止まった様な感じだったけれど,今日久々に再会して当時と全く変わっていないお姿に驚愕.

2人とも綿密な様で実のところは「まぁえっか..」のゴーゴー体質だけに,何か起こって「アチャー;」と頭を抱えるタイプ.ヤジキタみたいなコンビだったけど,現場もデスクもなんでも出来るハイブリッドというスタイルに当時は結構憧れてたりして.お客さんとの付き合い方,文章の書き方やトラブルの対処法を色々学んだ.

4年ほど一緒に仕事をしていたけれど,僕と同じく滅多に怒らない人で,それでも在籍中に1度だけ怒った事があって,今でも鮮明に覚えている.


「え?」

っていう電話中の一言.イントネーションがいつもと違ってたので,ハッとなって聞いていると,

「なんやその投げやりな態度はオラ!!」


相手は確か別の営業所の女の子のスタッフだったと思う.普段おかしな九州弁でヘラヘラしているだけに,このインパクトは大きかった.

向こうも凍りついたろうけれど,こっちのオフィスも待機中のドライバーを巻き込んで全員凍った記憶が.

あかん・・大人って怖いわって思った20代前半の冬.

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師匠が転勤されてから,僕も1度だけ業者に対してオラッって言ってしまった事があるけれど,とりあえずワンワンネチネチ怒るよりかは,トラブルだったら発生してるエラーに対するシューティングが先だし,改善できる事であれば協力して改善策を立ててゆくほうがよっぽど効率がいい様な気がする.

相手があーまた怒られるかもって思ってしまって,言いたいことが言えなくなったり逃げを一考する様になったら会社としてはマイナスな事限りないし,だんだん当たり障りない発言しか出来なくなってドロドロにはなりたくないなー.

怒らずにインパクトのある発言が出来る様にって思って,色々考えてみて実践して,あーこう言えばみんな結構動くんだってゆーのが判ってきたけれど,自分が誰かに怒るコトが出来ないのは,自分がまだまだそんな,人に何か強く言える様な人間じゃないって思ってる裏返しなのかも.