ふとんむし旅行記:ジャクム討伐戦

いってきました。恐れ多くもギルドLAPの皆さんと共に、ふとんむしのジャクムデビュー。




「薬・・もった?」

「うん」

「水・・もった?」

「うん」

「火の目、ある?」

「うん」

「装備・・貸そうか?」

「ううん。大丈夫。」


出発前のルディブリアム。もう何度もジャクムへと赴いているトキアさんに、まるで「初めての遠足に行く小学1年生」のごとく心配されます。どちらかというとお母さんと息子の雰囲気です。


さて、ママに見送られてエルナス。


「はいはい!ちょっとまっててくださいね!」


エルナスに到着した事を告げると、いつものエリケンさんの元気な返事が返ってきます。


「軍曹の横にドアでます!」


ドアをくぐるとジャクムの門。

既に数名の方が到着していらっしゃいまして、一通りご挨拶を終えた後は、借りてきた猫の様におとなしく。時間も随分早く着いたので、エリケンさんからひととおりブリーフィングを戴いた後、次々に到着するメンバーの方を出迎えてまいります。

リアル環境では緊張というシチュエーションにはかなり強い方なんですが、何故かこのメイプルでここ一番の緊張感。ひねもすブログで拝見していたLAPの皆さんが目の前で動いて喋ってらっしゃるわけです。なんというか、私個人的には「芸能人と一緒にメシ食ってるよ」ってな具合ですね。

「おはようございますー」

を10度繰り返したあたりで、最後の方がドアから出てらっしゃいまして。


「ヘルプなのに重役出勤ですみません・・」


目の前に現れたのはジェーン婦人。彼女の200レベル達成ワールドアナウンスが流れたのは今でも記憶に新しいところです。彼女だけではなく、もうレベルアベレージは160を裕に超えていたと思うんですが、まーすごい方たちとジャクムデビューを迎える事になったなと。


「アドビスクリックで!」


ついにジャクムの門をくぐってしまいました。


デカイ。


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右でラグ慣れした後、腕をもぎとってゆきます。もう恐ろしい勢いで腕が落ちてゆきます。


実戦で色々気づいた、というか実戦でないと気づけない事も色々多くて、①ラウンド目はかなり勉強になりました。立ち位置が最初判らず、本体への攻撃の際、前に出すぎて本体のど真ん中へ巻き込まれ、半ベソになって左側に戻ったり、ほんとよく死ななかったなと。

死ななかったのは私がどうこうというより、ビショップの皆さんのスムーズな立ち回り100%である事は間違いなく、HP1や状態異常については全くといって良いほど気にならない雰囲気で、本当に恵まれて参加できたなーと。

そんなこんなで1ラウンド目、無事撃破。


「おめでとう!初戦撃破はすごいことですよ!」


エリケンさんの一言はまさにその通りで、とにもかくにも、皆さんの終始非の打ち所のない戦いっぷりに感服です・・。初戦の思い出がいいと、この先も楽しくなりますよね。


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そして悪夢の2ラウンド目。


本体戦で巻き込まれるんです。スタンスがまだ完全ではないので、天井から落ちてくるMOBに蹴飛ばされて本体の方へよく飛びます。おそらく半歩前へ出すぎなんでしょうけれど、自分の位置が判らないんですね・・。時々ジャンプしたりMHをかけて確かめるんですが。


「あっ」


気づいた時には本体のど真ん中へ飛ばされてこの様な状態です。回復が間に合いませんでした。


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ここ、地獄ポイントですね。戦士以外は立てない位置ですが、100%復活できない場所だと思います。


ビショップの皆さんに立て続けにリザを3度打ってもらったにも関わらず、復活直後のダメージによりオールNG。もう本当に申し訳なくて。初戦の私に打って頂くなら、スキル取りの主役である舞さんに残していただいたらと思った位で・・・。ほんと皆優しいんですわ;

どちらかというと、ジャクムに緊張というよりご一緒させていただいた皆さんに緊張した感じでした!

もっと先だと思っていただけに、今回の出撃は非常に恵まれた一戦でした。



ビシャスへの出撃が日常茶飯事になった様に、いつかジャクムへも皆で行ける日が来るんだろうか。


いや。


またここへ、みんなを連れて帰ってこよう。