懲りない面々

茶屋町のロフトでカバンを眺めていると電話が入って。

「今どこ?」

「え、茶屋町。」

「は?」

「いや、茶屋町ですけど。」

「今日28日やで?」

「うん。28日・・・え、もしかして今日?」

「ぶっw」

年に1度の地元懲りない面々たちとの忘年会。日取りを1日間違えて予定にいれてました。


「20分くらいで来れるやろ?」


とんだ無茶振りで一路天王寺へ。

天王寺は梅田と並んで再開発真っ只中で、トップシンバル無き後めっきり足が向かなくなった私はいまいち道の覚えが悪いわけです。ルシアスとか何処やっけって思いながら。

案の定東口に降り立ってしまい、はるか向こうに見えるルシアスを目指して思いっきり歩くハメになったんですが。

そういえばトップシンバルの閉店も大変な事だったんですが、グリルマルヨシも移転しておりまして。以前はあべの銀座の薄暗い路地で営業していらっしゃったのが、阿倍野筋へと進出されまして。またあんな場所へ出たら混むんちゃうのという雰囲気なんですが、あべの銀座の界隈はそんなこんなで表に出たりたたまれたりという按配。

四分休符(粉浜でイタリアンとして営業していらっしゃると伺いました)、トップシンバルというジャズバーの相次ぐ閉店に続き、マルヨシがどうなるか心配していたところでしたが、まだ天王寺には行きたい場所が残りました。



さてそんなこんなであべのルシアスは16F。今年はスカイレストランという趣で雰囲気的にご栄転。かたや我々はというとあいも変わらず欠食児童の様に出てくるプレートにのった料理を一瞬で食べ尽くすといった勢いで、酒も大して飲まんと異様な盛り上がりを見せます。



自分たちの近況、かつての部活仲間の動向、OBやOBバンドの話と、ここ1年の報告を交えながらいつもの騒ぎっぷりで2時間。お料理だって創作系の素敵な料理。もう今年から我々も人並みな忘年会を過ごす事に!

と、思っていると、もうすっかり注文していたのを忘れていたサイコロステーキと、デザートのゆずシャーベットが順序逆で来るという事態が発生。「こんなうまい事はこぶわけがない」と誰もが思ったとおり、明らかにこのゆずシャーベットのあとにサイコロステーキが来るわけです。

普通なら店員に文句も出そうなところですが、「サイコロステーキをデザートと思え」の号令のもと、シャーベットを食べている間にステーキが来ましたが、まるでその事態が無かったかの様に「おっ、ステーキきたで」と、「シャーベットは無かったもの」として、普通に食を進めます。



ひとしきり食べつくし、こちらのテンションに店がもたなくなると判断した我々一向はファミレスへ場所を移動します。いつも思うんですけれど、私攝津に帰るのにわざわざ天王寺から南へ、しかも私の実家の近所(田辺)まで来るのはなんなんやろうと、あえて突っ込みませんが毎年思います。一応近くまではこの年末も寄りましたよ、母上。

まったりした我々の話題は、昨今話題になっている派遣問題からプラチナの価格、貿易、物流といった時事的な話題に突入し、そうだよこれがオーバーサーティの会話だよ、と思っていると、「ツルハシで地下鉄トンネルを掘る」という無茶な話題に飛び、先輩OBの奇妙な行動に飛び、過去の部活の話へ。

毎年過去の思い出話のひとつふたつが出てくるんですが、今年は合宿の話でした。

これがものすごい笑いを引き起こしたんですが、もうひとつ新たな事実が・・


はるな愛が私達の高校の先輩でした、、、

あれっ・・でも歳、、、あれ?@@