しりとり|あかだるま→マスター

コンビニのお弁当類を食べつくしてしまった感がありまして。

むしろ、ペペロンチーノをおかずにして、から揚げ弁当を食べればちょっと新鮮じゃないか!という雰囲気になりつつあるわけです。実に頭の悪い食べ方。

コンビニもうっかり変な時間に伺うと補給待ちでひとつも弁当が並んでない時間帯があるので要注意。中途半端な時間に行くと、補給のトラックのお兄ちゃんと一緒に入店してしまうこともあり、うわぁーー;となりますからね。

近所のセブンは23時、ローソンは20時、サンクスは21時が陳列の終わるだいたいの時間なので、その時間帯を狙って・・・


そんな話はさておき、しりとりを再開します。

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マスターというとバーのマスターしか書く事がないのでそれを書きます。



バーのマスターというと、寡黙で、上品で、チョッキを着てて、えーと、ヒゲ?


いやヒゲは別になくてもいいかも知れません。




まつばらの人生史上で「マスター」と呼んだ方は3人。

1人目は昔弁当を作ったり配達していたりした頃、配達先の中にあったバー「シャピトル・ドゥ」のマスター。当時は高校生だったので勿論バイトが終わった後に飲みに行く、なんて事はできなかったのですが、「オトナになったらこういう店に来たい!」と思って、あこがれていました。

注文はこのお店のマスターから頂いておりましたので、マスターこんばんはー!とお伺いしていました。



何の飾りもない店先、硬くひんやりとしたカウンター、輝くグラス。開店直前の凛とした静かな空気。どれもが憧れでの対象となったこのお店。あれから15年。





まだ1度も行ってません。あは。





お店は今もご健在の模様なので、近々伺いたいと思います。

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2人目は、まつばらのバー史上に大きな影響を及ぼした、言わずもがなの天王寺「トップシンバル」、大阪最後のハードバップジャズ喫茶の幕を閉じた、あのマスター。10年通ったにもかかわらず、結局、結局私は閉店の噂を聞いてからは、お昼にも、最後の日にも行きませんでした。「なんで閉めるの」「残念やなぁ」とかいう話は聞きたくないじゃないですか。競馬のゴール板じゃないですけれど、終わってしまうものを見るのってなんだか辛い。

最後にマスターと会話したのは1年前の夏、客先からの帰りにわざわざ天王寺を回って(帰りは京都線)、コーヒータイムの店に飛び込んでコーヒーを飲んで帰った昼下がり。

おそらくもうこの頃には閉店を予定されていたと思うんですが、マスターはいつもの調子で「お、いらっしゃい」と出迎えてくれて、アッキーの話を少ししてくれて(地味にここ経由でアッキーと私は生存確認を行っている様な感じでした)、「何かかけよか」と勧めて頂いて、「えっとーじゃーコートニーパインの何かお願いします」と言って、店のらくがき帳に何か書いて1時間もさっと休憩して。

ごく普通に過ごして満足して・・・今思い出したけれどキープしてたJimBeams全部飲んでなかった。

私は熱心なjazzフリークスだったアッキーと比べると不勉強極まりないjazzかじりだったので、マスターとカウンターでjazz論議なんてのはなかったし、100年経ってもできなかったろうし、ごく地味な話題が多かったけれど、それでもあの狭いカウンターにわざわざ座って、飲んだり書いたり読んだり聞いたりする時間が好きだった──という感じです。



「もうちょっとおってもええよ」



って言いながら、レコード1枚分長居させてくれるマスターが好きでした。

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3人目は同じく天王寺、あべの銀座で静かに営業されていたJAZZ喫茶/BARの四分休符のマスター。くまのプーさんの様な感じでトコトコっとお店の中を動き回る方。トップシンバルとは違いハードバップは控えめ、イージーリスニングの割合が大きくとてもオシャレなお店の雰囲気。

昼のコーヒータイムに初めてお店を見つけた時は、窓際で女の子が紅茶を片手に本を読んでいて、なんて素敵なお店!と思ったものですが・・・なんか趣旨が違ってきましたね。


何って、料理が美味しいんです。料理の美味しいjazzバー!

そう、マスターはこの料理に腕を振るってらっしゃる事が多いので、レコードやCDを変える時と、料理を運んで来る時しかあまり店内に出てこないので、会話らしい会話というのも余り無かったわけなのです。


そんな四分休符、ふとした時の癒し系おいしい系BARも阿倍野再開発の波に飲まれ、あの大きなJBLのスピーカーと共に天王寺から姿を消して・・・





粉浜へ移転して営業してらっしゃいます。はいっ。



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支離滅裂のまま終わります。

実はマスターの前に「まつばら」というテーマで1本書いたんですが、このエントリ以上にひどかったのでボツにしました。また次回。