えき:天王寺駅

しりとりが面倒くさくなってきたので(?、駅ネタをたまにやってみます。

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王寺駅はちーちゃい頃からお世話になっている駅で梅田(大阪)、難波に次ぐ、大阪市内有数のターミナル駅です。

この駅界隈にはそう、あのトップシンバルをはじめ、四分休符、マルヨシ、なくなったり移転したりで、めまぐるしく変わる天王寺にひっそりと佇む素敵なお店があったんですねー。マルヨシは今は表通りに移転されましたが、開発の一途をたどる天王寺ですが、えーと。

なんだか色々あり過ぎて書けませんねこれ。父が息を引き取ったのも天王寺でしたし、私がスロで80連荘のビッグボーナスを引いたのも天王寺。切符がまだ自動改札ではなく、駅員がフィルムケースのついたハサミでカチカチ切符を切っていた頃からお世話になっている駅で、かなり長いお付き合い。今や切符もなくケータイで通るこの駅ですけれど、昔は19番、20番線があったんですね。

丁度今MIOが建っている位置なのですが、南海電車が天王寺駅にも乗り入れていました。天下茶屋からの支線ですが、今池、飛田を通ってゆく路線で、薄暗いホームで、あの電車はいったい何処に行くんだろう、いやーでもあの雰囲気はただならない・・と、ものすごく妖しい雰囲気をかもし出していたのですが、高校に入った頃1度だけ乗ってみました。

都会のど真ん中から電車にのっているのに、どこかとても怖いところに連れてゆかれる様な、そんな感じでソワソワしているとあっという間に天下茶屋につきました。ああいう私の好きな”怪しいも”のが天王寺からどんどん排除されてゆきます。



あとこの天王寺には「快速新宮ゆき」という列車が毎日発車していました。


摂津で仕事をし始めた頃はまだ実家通勤で、しかしながら帰宅が遅かったのでほぼ終電に近い通勤だったのですが、新大阪を23時前にこの列車が出発するんですね。そのまま大阪環状線から阪和線に入ってゆくので結構便利だったのですが、その行き先どおりこの列車、深夜に大阪から新宮へ向けて出発します。


新宮というとですね。



大きな地図で見る


コトバで説明するのが大変なので地図を持ち出しましたが、実際に走ったら丁度名古屋へ行くくらいの距離だと思います。


で、帰りにこの列車に乗るのですが、寝過ごしはもちろん厳禁です。新大阪から乗り込んでボックス席で足を伸ばしていると、車内アナウンスが流れます。


「終点新宮へは5時・・・」


5時!


朝5時の新宮から会社へ出勤はとても間に合わないので、うっかり寝てしまうと大変な目に遭います。谷町線八尾南まで寝過ごして親友オッチャンに「迎えに来て、、、」と電話するのとはワケが違うのです。1度だけ堺まで寝過ごしたことがありますが、まぁ新宮までいってしまったらそのまま白浜あたりを観光して帰ってくるくらいの勢いでしょうねきっと。

その快速新宮行きも、私が摂津に引っ越してくる位の時期に無くなったのですが、ちょっとしたニュースになっていたのを記憶しています。