mendoukusai

面倒といえば面堂終太郎。もう誰も覚えてない名前を思い出すんですけれどね。


1週間のうちに色々あったのだけれど、いよいよ毎日エントリするのが面倒くさくなってきました。


何か有益な情報だとか、価値の有るエントリというものは、今日の今日まであった試しが無いわけですが、文章で表現するという事が好き、という自分が居た事がなんだか遠い日の自分に思えます。

仕事上でのそれは別として、表現方法としての文章が面倒くさくなってきた事を考えると、自分の個性が死にかけてる様な気がして、まぁこれは歳のせいなのか、書くべきテーマが無くなったのか、書くべきテーマを見つけていた感性を失ったのか、そこはハッキリと判らない。

そもそもこんな行為自体に意味があるのか。誰かに影響を与えている事も無いし、過去のエントリは見ての通り目を覆いたくなる様な表現上の失敗ばかり。何に熱くなって毎日エントリしていたのか判らないけれど、もう色々面倒くさくなってそれも考えるのが面倒くさい。



というウソ臭い面倒話を枕にしたところで今日から再開します。時々こういうネガティブな事を書きたくなる。仕事の反動でしょうねきっと。ともあれ、「魅せたい」という気持ちは大事だと思いますね。文章や写真、音楽、踊り、気持ち、持ち物、表現の手法は様々ですが、魅せる為の行動力、行動する為の魅せたい気持ち。いやでも最近かなり。自分のそういう部分が減りつつある。



ウソ臭い話を枕に書いた後でアレなんですが、最近驚いた事。臓器を印刷しちゃう「バイオプリンタ」。



幹細胞やタンパク質、作りたい臓器の元の細胞(損傷等で残った)を「インク」として、作りたい臓器を立体レイヤー印刷して製造する。当然の事ながら自分の細胞ベースで出来上がった臓器なので拒絶反応も無い、という夢の様な技術。要はインクジェットプリンタと同じ原理で。


判りやすいところで行くと皮膚。火傷で損傷した皮膚の再生を行う為、元の皮膚組織を採取して皮膚細胞を大量培養。これをインクとして火傷面に立体印刷する。吹きつけられた皮膚細胞は着地点で新しい皮膚を形成し、元の健康な皮膚を再生してゆくとか(これを利用して肌の老化を止める事も)。

皮膚や血管の生成には既に成功している様です。立体臓器の生成にもそう時間はかからないでしょうね。脳をはじめレイヤーの複雑な神経系の生成は少し時間がかかりそうですが、立体形成の技術なんてもう随分昔に確立されているし、2,3世紀もあれば医療は「外科」しか残ってないとか、そんな時代になるんじゃないだろうかって。


ただそれは市場が許さない気もするし、延命技術で人口が減らないというところは地球が許さない気もする。まぁ完全な生体プリントが出来る様になってる頃には他の惑星に移住する位余裕で出来てるか。