土曜日 朝雑

ハッブル宇宙望遠鏡。すげぇ。


打ち上げ後に太陽光パネルが開かず、地上でコマンドを作成して、ダイレクトにハッブルに流し込んで開いたり。

紆余曲折の末軌道に載せたハッブルで、よーし最初の1枚撮っちゃうぞーって撮った1枚が超ピンボケ。原因は望遠鏡の主体になっている幅2メートルの鏡面の磨き不足。0.05mmとかの誤差。

記者会見で「地上で確認しなかったんですか??ww」なんて屈辱の質問を受けるハメになって運用が絶望的になったり。

ところがこの後ピンボケを修正するソフトを導入するという技術の進歩が成し得たウルトラCで復活。その後もまた壊れて修理して壊れて修理して壊れて修理して、勿論修理するのはシャトルで飛び立つ宇宙飛行士なんだけれど、もう居住区つきの宇宙望遠鏡にすればよかったのにみたいな。

そんな不運幸運に恵まれたハッブルが撮影した写真の中で、ハッブルウルトラディープフィールドと呼ばれる1枚がこれ。
URLから高解像度にアクセス出来るのだけれど、銀河。銀河だらけ。どんだけ広くて星多いの宇宙。

http://imgsrc.hubblesite.org/hu/db/images/hs-2004-07-a-print.jpg

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ハッブルの様々なデータはウェブサイトにまとめられていて、Galleryを一巡してみたけれどもうちょっとどうなってるの宇宙。
ますますこう・・何というか、地球もそうだし、この人類の社会が塵みたいな存在の様に感じてしまう。

ハッブルサイト
http://hubblesite.org/

余り広い世界の事を知りすぎるっていうのも良くない感じがする。
人間がいつしか崇めだした"神"という存在が、こんな莫大な宇宙を全部統括出来てるなんてちょっと考えづらい。