金曜日(愚痴のみ)

まぁ明日もやっつけ仕事が有るんだけど、ラスト金曜日に横のご老人にイラッと来た。もう随分長い間イラッと来てるんだけど。

 

電話口で「お前」、舌打ち、下衆な口調。

60年も生きてきてそんなもんなのかと、残念過ぎる。

 

まぁ他にも全般的に失礼なので、ヒトの好き嫌いが無い自分にあって、許せない感を感じさせるあたり、相当なんだと思う。

年上であっても職制は同じなので、ごく一般的に考えておかしなところは容赦しない。私があまりに正面からハッキリと言うので、最近余り話しかけてこなくなった。これは自分に非があると感じている証拠なのだけれど、ならば一言謝れば済む事。

 

さらに言い訳が多い。何かできていない事を取締役に指摘されると、開口一番言い訳。

言い訳って仕事で一番必要の無い事なので嫌い。「謝らない事」を人生の基本にしているのかと思う程。

こういうタイプの人間はチームワークの必要な管理セクションにあってまず外すべきタイプだと思うけど、まぁ何というか、還暦も過ぎてこのテイじゃダメだ。

 

業務上でも恐らく私が持っている、あるいは製作すれば早い資料を、わざわざまわりくどい手筈で手に入れようとするんだけど(多分スタッフが全員帰ってから資料を漁ってる?)、結局手に入れられないので、なんか適当な資料を作って、結局取締役に怒られる。この怒られ問答を横で聞いてるのも面倒くさい。しかもその終戦処理が、依頼者から自分に回ってくる。

 

部内全体のルーチンもこのご老体のせいでうまく回っていない。

どうやら女子事務員に恋をしてる様で、彼女に声をかける時だけ名前を呼ぶ、10分に1度は後ろから熱視線、他のスタッフと話している時は嫉妬して貧乏揺すり、まぁそんな観察していなくても、こんなものはひと目で判る。

 

これを隣でやられるのでゲロが出そうだ。相手方の女子は本当に気立てが良くまぁ勘違いされやすいんだろうけど、前述の件を話すと、「でしょー あのヒト私の事好きですよw いやww」って言う様な子なので、間違いは無いと思う。

 

 

 

で、何がイラッと来たかって、PCの代替をね。しないといけなくてね。

決算だからリース満了物件を引っ張ってたのだけれど、明日休みらしいし代替するけど・・と言うと、

 

「ファイルなくなったらどうするの!ファイル!」

 

カチンと来てね。年間何台セットアップや代替してるのかと。

嫌やったら自分ですれば?と申し上げると、「前もファイルが無くなった言うてた」と言う。

 

主語が無い「言ってた」は嘘だ。大人で言うヒトは余り見かけないけど。

 

「自分がセットアップに失敗してファイル損失している可能性も有るから、誰?誰?誰が言うてたん?誰?」と怒涛の誰々質問を浴びせると、何を戸惑ったのか、「Mが言うてた!」なんて、ご老人が一番敵対視している主任の名前を咄嗟に出した。2人はホント仲がよろしくないので(ご老体が原因で)、恐らくずっと頭の片隅に有るんだろうけど、MくんのPCは結構重要なところだったので、念入りにベリファイして本人にも確認をとったし、探しきれない事は有っても無くなる事はない。

 

 

 

そもそもご老体は、デスクトップで表示できない程のファイルをデスクトップに置いてるクセに、無くなったとか何があったとか把握出来てるわけがない。まぁ後々難癖を付けられても鬱陶しいので、新旧ファイルリストを作ってサインさせる事にする。「おねがいします」の一言で30分で終わる代替作業なのに、自分の一言で自分に余計な作業が発生する事を自覚させないと。

 

まぁ「ありがとう」も言えないんだから、おねがいしますが言えるわけないか。

 

一方で、私の宿敵ちびた君部長の様に、還暦を前にして、ますます周りと調和出来る様な進化を歩んでいるヒトだって居て、まぁなんか2人は対照的だなぁと感じる。相変わらず話は長いし同じ話だし、うっかりやばくなると空気になるお茶目さんだけど、自分に損の無い立ち回りは上手い。自分に損の無い様にしようとすると、結果的に周りが気持ちよくやってくれる様にするための柔らかいアプローチになる。

 

歳を重ねるってそういうスキルが身につく事だと思っているのだけど、逆行するって何なんだろうな。我を通して得をする事ってそうそう無いのに。

 

出向としてきた当時は、仕方ないなと丸呑みして割と優しくしていたのだけれど、2年間甘やかしているとツケ上がって悪化したので、今年から全面的に正面激突する事にした。

 

 

どんなに業務上の知識を持っていても、「おねがいします」と「ありがとう」が言えないとだめ。