月曜日雑

注文してて開封してなかった。

聖おにいさんの携帯サイトから購入。

http://023.kodansha.ne.jp/web/info.php

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これは何のシンボルかと云うと、魚が2匹とパンが5個。ガリラヤでの奇跡を表してる。

 

場所はガリラヤ。弟子たちと来たイエスは、これまでの道中の慰労と、殺された洗礼者ヨハネを偲ぶのに、ゆっくり出来るところを探してたのだけれど、イエスが来た事を聞きつけた地元民がイエスキタ━(゚∀゚)━!って、先回りして待ってたもんだから話は聞かないといけないし、病気を見てあげないといけないし、まぁそんなことをしてるうちに夕暮れになったというロケーション。その数およそ1万人。

 

弟子も「イエスさん・・そろそろ解散させないと、この人らみんな飯抜きっスよ・・」って進言したにも関わらず、

 

「あ・・・この人達の夕飯、どっかで買えないかな・・」と無茶ぶりを始めるイエス。

 

いきなりの無茶ぶりに度肝を抜かれた弟子たちは、財布を確かめるけど、手持ちの現金でとても莫大な食事を購入出来るわけないし、ましてやそれをたった今用意出来るところが有るわけもないし、あれこれ言ってるうちに一番弟子であるアンデレが何処から探してきたのか「魚2匹とパン5個」を持った子供を連れてきてボソッと、

 

「ダメっすかね・・この量じゃ」

 

っていう詰んだ感を出した傍から、イエスが神に祈りを捧げた後、この魚2匹とパン5個の無限UPを始めて1万人の群衆を満腹にしたっていう奇跡の話。

 

その後自分たちの夕飯用に、その場に散らかったパンくずをカゴに集めたら、丁度弟子12人分の12カゴになったっていうダメ押しの奇跡(これは当時の地上の民族数を表すだとか)まで起こして、いわゆる「神だからこそ与える事の出来る溢れんばかりの恵み」というテーマかな。確かそんな話。

 

この子供を探してきたアンデレは超ポジティブな元漁師で、そこを買われて「どうせだったら人間をとる漁師にならない?w」ってイエスに誘われた面白い人。一番弟子。そしてこの人も他の弟子たち同様、信仰の下に殉教した。その殉教の折でさえ、"十字架は(復活した)イエスが懸かったのだから神聖!"って言い切った挙句、絶命するまで執行人に説教したっていう位だし、何というかもう、死への恐れを失う程、イエスの復活が衝撃的だったのか、根っからのポジティブさがそうさせたのか判らないけれど、いちいち凄い人っていう印象。

 

 

 

以上蛇足。