月曜日雑

Twitterでは何度かポストしたけれど、GDP前月比マイナスが「予想外」だなんて鼻で笑える。

 

物流も流通も軒並み物量マイナス、収支マイナスに落ち込んでるし、何処を見たってトラックは走ってない。住宅展示場も休日でさえガラガラ、製造業は好調とはいえ、結局あれだって海外に向けた生産なわけだし、日本国内で本当にモノが回っているのか、甚だ疑問に思う中、結果的にあのGDP値はまだ良い方だったとは思う。

 

次の4QGDPは、年末年始に向けた住宅着工計画も有るし、横ばい0.0%か、微増という予想をしている。

ただ3次産業は為替がまだまだ上昇する事が予想される以上、コスト下がらない、値上げできない、売れないの三重苦が続くと見込まれるし、もしかしたらマイ転するかなとも感じている。

 

もうひとつはグローバリゼーションの広がる中、現地利益は現地消化に回すという経済システムが出来上がってしまっている以上、150円/USDだった当時の様に、物価上昇イコール景気回復というわけには行かないんじゃないだろうか。更に見た目を演じている株価にしても、海外投資家がそれを殆ど握っているので、実体経済としては、GDPに見たマイナスではなく、「まだ何も変わっていない」というのが正直なところだろうと、身の回りを見る限り感じる。

 

為替は恐らくもう円高には振れないだろうし、主要各国が日本と相反する金融政策を打ち出している以上、150円、180円となるのに10年かからないだろうな・・。

 

いずれにしても終わりの始まりだわ。