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暴落の末

ユーロスイス1.2000の鍋底がついに割れた。

IMFにも相談せず、SNBが突然発した防衛ラインの撤廃。

 

相場に入場してから初めて此程の値動きを見たけど、30分に亘ってレートが付かず、阿鼻叫喚の中ユーロスイスは3600pp、スイス円は30円に及ぶ歴史的な事件チャート。傷だらけの相場を抉るこの深々とした棒引きは、世界に宣言した「1.2000の絶対防衛」を反故にしてもやむ無しの、ユーロ圏だけでなく世界的な経済減速を見越しての決断であってスイスらしい「今やる戦略」の真骨頂にも見える。

 

とはいえ手を拱いているECBからの「1人だけイチ抜けよった」という反感は避けられないし、朝方にかけてIMFをはじめ、不満を表すヘッドラインを多く見た。

 

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幸い昨年からユーロもスイ円も建玉を持っておらず、ドル円1本の自分にとっては全く影響の無い出来事ではあったけれど、踊りに踊ったトレーダーのリスクオフの動きは確実に浸透しており、これから夏にかけてじわじわと買い方を炙る様なドル、株の投げ売りが続くと考えている。

 

テクニカルだとドル円は115円で一旦踊り場、抜けると112円、長期的に見るとABCD波が出来上がっている都合上120円からの20円落ち迄想定され、いよいよ90円台のショートを潰すチャンスかも知れないと少し期待を寄せてる。一方でポジション構築は120円からの薄め買い下がりで、今のところ110円までは余裕を持っており、そこから下は売り玉の解消を進めながら様子を見たい。

 

様子を見たいとは言うけど、レートの付かないチャートを見ながら「こんな世界に身を投じてるんだ...」って脇汗をかいた。10円や20円程度じゃ何ら動じなくなったけれど、流石に秒速30円っていうのは体験した事がないので(最大はドル円介入時の75.5から79.9の4.4円)、寝るまでちっとも笑えなかった。

 

考える暇もなく「今すぐ死ぬ」世界にまだ立ち続けているけど、「儲かる?」と聞かれて「今日は利益が出てるけど、明日電車に飛び込むかもしれない」という定番のやりとりが、より現実味を帯びてきた。

 

残り▲2560pp。明日は分からない。