西成にフェンスはないと猫は言う

江之子島の文化芸術創造センターで。

草本利枝さんの写真展。

 

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タイトルから猫の写真展かと思ったら、西成の街々の写真展だったけれど、普段自分が歩いている場所が沢山の写真にまとめられていて面白かった。

 

昭和の色が未だにしっかりと残っている山王や太子、戦後大阪のルーツそのものが町やヒトに凝縮されていて自分は好き。草本さんの写真はその色濃い情景を1枚1枚にしっかりと収められていたし、あの界隈にあってヒトの笑顔を引き出すのがとても上手だなと感じた。

 

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松乃木大明神。

ドヤ街の袋小路に突如として現れた。

スーパー玉出の裏からフラフラと歩いて行って偶然見つけたけれど、余りにも突然な場所にあって、外から見えているわけでもないし、不思議な場所に有るもんだなぁと。この地域自体が戦後の勢いで家々が立ち上がってるし、もともとはこの鳥居を正面にして何がしかの参道が有ったのかもしれない。

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山王側のコインランドリーで。

おばちゃん情報によると最近住み着いたらしい。表情がそれを語っているけれど懐きもしないし、常に尖った性格らしい。

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江之子島を後にしてから、千日前線で何となく南巽へ。

気づいたけれど南巽は平野区だった。目立ったものもなく、野田の様に閑静な住宅・小規模工業地帯。

猫の気配が強いんだけれど何処にも居ないやん?って歩いていると工場の前でチョンと座ってた。

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ナンバに戻って日本橋まで戻ってきたところで具合が悪くなったので撤収。