胃カメラ

「うん。十二指腸潰瘍。」

 

胃カメラをブチらなくて本当に良かった。

これまでの経験から真因は逆流性胃腸炎では無いなという予感は有ったので、まぁイヤイヤながらも受けてみると案の定で、ステージ2/6あたり。2/6とはいっても、もう3や4なんかになると一気に加速してヒビの入った陶器の様な状態になるので、よくここで見つかったなという感想。

 

とはいえなかなかのロケーションに潰瘍が出来ていて、このカメラが終わったら唐揚げモリモリ食べてやる!思っていたところに「唐揚げとかは絶対だめですね」という死刑宣告。見る限り「固いものが引っかかれば破れる」であろう佇まい。

 

チーズの様な部分が潰瘍...。

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カメラを覗いていた検査医師が ホホッ..と唸る程明らかな潰瘍で、ここに血管を含め赤みが出てくると末期。

スコーンと穴が開く頃には、毎晩の様に鈍痛が続き、感覚としても胃に石を入れている様な感覚になり、最終的に立ち上がれなくなる程の激痛が走って119に電話することになる。

 

左下見切れている部分は13年前に大穴を空けたところ。本当にもう自分は十二指腸がウィークポイントなんだと思う。今のところ周りから再生組織が攻めているので、1ヶ月もあれば回復するとの事だった。

 

一通り結果を聞いて、「じゃ、39日分薬出すからね」「39日分!?」と、生まれて初めてそんな長い日数分の薬、どんだけ抱えて持って帰らないといけないのかと心配になったけれど、先日劇的に効いたネキシウム 1投与/day*39日分。手のひらサイズの量でホッとした。