sou2006-07-17

土曜日は金沢から来た後輩の迎撃。梅田。

日曜日は引き続き梅田界隈。近所しか運転した事のないアシスタントお姉ちゃんをだましだまし梅田まで運転させ、パスタを食べに東通りのorg.へ久々に出向き、HEPの観覧車へ乗る。

摂津自宅>JR茨木>車で新大阪>車で梅田>車で阪急南茨木>阪急上新庄>阪急梅田>JR大阪(後輩見送り)>JR茨木>摂津自宅

なんかよく判らんけれど同じとこを2往復した。

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家電やガス製品、車、エレベーターに至るまで死亡事故に繋がった事件が頻発していて。当のメーカー各社の対応が色々云われるところだけれど、松下は先のヒーターのリコールで恐らく数千億の費用を投じたに違いない。年末の書き入れ時のCMを全て「お詫び」に差し替え、手当たり次第お詫びのチラシを各戸に放り込み、どのメーカーよりも大規模なお詫びをばら撒いた。

けれど、これは松下という企業の本意なのか、経営戦略なのかと考えるとまた難しい。問題は将来的に生産される商品に大してどうしう対応措置を取るのかという事だと思うけれど、起こってしまった事故や、そういう先々の問題も一気に今回のお詫び展開でブッ飛ばしてしまった様な感がしないでもない。年末のCMをお詫びのCMに差し替えたことで「売り時を無視してお詫びに奔走する」姿を、何千発、何万発のCM枠にお詫びを差し込む事で、巨額を投じた姿を見せたけれど、実際のインパクトを考えると年末の売り込みCMよりお詫びCMの方がインパクトが大きい。

恐らくTVを普段から見る人の9割10割はこのCMを見ただろうし、悪く考えると大規模なブランド拡販展開 になる。数百億なんてのは広告費として考えれば精神的な痛手は少ない。


んー。
メーカーはともかく、販売店や取り付け業者はどうなんだろうと思う。ヒーター事件関連ではそれに関連した薄暗い噂(販売店がらみの事件)がチラホラ見えるけれど、正規の部品を使わなかったり、取り付け手順をスッ飛ばしたり、あり得ん経緯が多すぎる。メーカーは末端業者からエンドユーザーに至るまで「こういう処置を取るとこうなる」という危険のアピールをしないといけないと思うし、部品や手順をスッ飛ばしても動く商品もどうかと思う。

ただ、安全を確実なものにする為に関連部品のコストアップを図っても、消費者はそんなコストアップは認めないからメーカーも楽じゃない。新機能>安全対策。部品の耐用年数が切れても、安全かどうかはともかく勝手に修理出来るし、仮にマニュアルに正規部品を使ってくださいと書いてあっても、10年以上も前に生産終了した商品であればそんなとりおきも無いだろう。

松下の製品ってかなり長持ちすると思う。実家にあったトースターも20年位使ってた記憶がある。ただ、色んな部品が恐らく老朽化でいつ発火してもおかしくないんじゃないかと思ってたけれど、いっその事商品自体を10年くらいで停止してしまう様なリミッターをつけてはどうかと。部品として、っちゅうかPCでいえばマザーボードにあたる様な基盤レベルで。で、ユーザーからの問い合わせに対してなんだかんだと言い訳をつけて「その状況では修理コストがかなりかかるから買い換えてね」なんていう感じで大変丁寧にお勧めすれば、10年も使えたんだから、次も同じメーカーのものを買うんじゃないか。リピーターになるという前提であればかけられなかったコストを少しは商品に落とせるかも。

って、駄目だ。これだと10年たったら全国一斉に動作が止まって大変な事になる('A`)