sou2006-08-26

毎年この自宅のベランダのドアに、ヤモリがはりついて、明かりに寄ってくる虫を素早い動きで食べる。毎度おなじヤモリかどうか判らないけれど、大体同じ様な大きさ。

そのヤモリの尻尾がある日突如として無くなっていた。何処かで戦闘したのか、ドジて千切ってしまったのか、スッパリ無くなっていた。それから3日。ようやく1cm伸びてきた。これがなかなか伸びない。2、3日で元通りになるのかと思ってたけれど、そんな超代謝が行われるはずもないか...。

ヤモリをトカゲと間違える人が居るけれど、大きな相違点は、ガラスや壁といった垂直なとこを動けるかという点。トカゲはガラスを走る事が出来ない。じゃぁ、何故垂直移動が出来るのかという点については諸説が有るものの、指下板と呼ばれる物凄い細かい毛(数億?)が鉤の役割をして接地面を捉えていると云われていたのが、最近の研究でファンデルワース力と云われる分子間力によって接地しているという研究成果が報告されている。接着剤の研究対象にもなっているとか。

爬虫類というか、生物で分子間力を使えるなんてオッカネェよ...