最近夢に横スクロール画面がお目見えする様になったミスターふとんむしです.
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遅めにログインをしたら.まくらむしさんも魔法使いさんもログインしていなかった.のんびり砂漠で狩るかなと思っていたところで魔法使いさんがログインされたので,テレポストーンで追いかけてみた.
着いた先はぺリオンの東.切り株を狩ってらっしゃる.
ところがよくよく見てみると,その2段攻撃の数値が前回より飛躍的に上昇している.そう,魔法使いは20レベルを超えたあたりから,他の職業マンを凌駕する攻撃力を身に付け出す.
「レベル随分上りましたねぇ」
「昨日カニクエやってた」
カニクエとは,カニングシティのグループクエストの事である.レベル30までは参加し放題で,経験値取得を共有でき,若年時代のレベル上げにはもってこいだ.
しかしいったい何クールのクエストをやったら13から25まで上がるのか判らないけれど,恐ろしい話だ.
僕は,今の狩場である砂漠の話をした.が,飛行機に乗っている間に寝てしまいそうだという事で,砂漠への行軍は次回に持ち越した.かわりに魔法使いさんの成長ぶりを見てみたいのもあって,エリニアのツノキノコ生息地へ向かった.
ツノキノコを見た魔法使いさんは若干不安げな表情だ.いつか痛い目にあったのか,歯が立たなかったのか,あまりいい思い出は無いのだろう.
とりあえずエンゲージ.
「126 198」
「137 189」
怒濤の勢いでツノキノコが消し飛んでゆく.
「たおせた」
「そりゃそれだけ攻撃力があったらw でもこれじゃツノキノコ程度じゃ手ごたえないですねぇ」」
「そぅ?」
いまいち自分の力量を判っていないらしい.
僕は内心焦っていた.いかに魔法使いの20レベル〜30レベル代が他を凌駕するとはいえ,「ピンチの時はいつでも呼んでください」と言った手前,これじゃ格好悪いじゃないか.25lvで29lvである僕のスラッシュブラストと同じダメージを2段攻撃で放てるのか...恐るべし魔法使いさん.
と,ブツブツ言っている間に魔法使いさんはツノキノコを全て撃破してしまった.
この後豚を少々狩って,時間も遅くなっていたので魔法使いさんの就寝にあわせて解散した.
魔法使いさんのあまりの成長っぷりにショックを受けたミスターふとんむしは,涙目で砂漠へと急ぎ,怒濤の1人狩りを決行.
レベル30.スピアマンに2次転職.
2次転職試験は僕の大嫌いなサルを相手にしないといけなかったのだが,このたび食べ物を粗末にするにっくき奴等を懲らしめてやる事に成功.バナナに謝れ!
と,鼻息を荒くしながらよくよく見てみると,僕に投げつけていたのは食べた後の「皮」だった.
ゴミはゴミ箱へ.