仕事場も住まいも大阪は摂津なんですが、この摂津という地域は天候が他の地域と比べるとものすごく変わってるんですね。仕事でここに来るまでは摂津なんて知らなかったんですが、とりあえず市域の大半が川と川の間にある「中洲」なわけです。南側の川は大阪の水脈である淀川。北側の川は安威川。


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そして市の北部・東部には山がありまして、私の推測で行くと、おそらくこの川からたちのぼる水蒸気と、大阪湾から吹き込む風が山にぶちあたってどうにかなって、夕方に物凄いスコールを降らせるんじゃないかと。地図を見ると分かりやすいんですが、丁度摂津のあたりから北東にかけて平地が狭くなってゆくんですね。一番気圧に変化がかかりやすいという地形といいますか。

現場に居た頃は雨がいつ降るかが結構簡単に判ったりして。湿度と風がずいぶん変わってくるんですね。14時頃から湿度がどんどん上がってきて、16時頃に南西から冷たい風が吹き込んでくる。17時頃にアッと気づいたら空が真っ暗になってきて一気に

こんな感じなので、近畿道なんかを走っておりますと、門真から摂津にさしかかるあたりで「雨の壁」が出来るわけです。道が急に黒くなってると思ったら雨。



というわけで水曜日は久々にここ一番のスコール。会社の横にある川はあと50cmで氾濫というところまできている上、2時間も連続して雷がどっどこ落ちてゆくわけです。私のオフィスも停電してデスクトップPCが全台落ちてしまったり、隣の営業所では帯電してしまって起動しなくなったPCが続出したりと、決算締め切り日にもかかわらずあっちこっち丁稚