そば屋で背中合わせになった家族ご一行から聞こえて来る言葉が気になって気になって。
まだ幼稚園にも行って無い様なお子さんに「お前」や「遊んでんと早よ食え」や。
キレイキタナイっていうのは皆様の主観なので仕方ないんですが、個人的には、自分が発する言葉というのは、その聞こえる意味合い以上に相手に浸透するものだと思っているので、結構気を使うのですね。ましてや小さい頃に聞かされ続けた言葉っていうのは、将来「そういう風」に育ってしまうんじゃないかって思ってしまうくらい、なんとも悲しい事な様な気がします。
「言霊」という考え方を肯定する部分が自分にはあってですね。言霊ってざっくり言うと、いい言葉はいい事を、そうでない言葉──不吉や汚い言葉は、その様なものを呼び込む、起こすというアレです。呪文の詠唱なんかはこの拡張ですねきっと。
キレイな言葉を持っているヒトにはキレイな魂が、そうでないヒトにはその言葉通りの・・・かなと思います。
自分自身にとっても、自分を取り巻く環境にとっても。
自分が頂く評価に「変態」が多いあたりは・・・お察しください。
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親からの言葉はともかく、言葉の吸収っていうのはやっぱり本ですね。読書読書。
私は中島らも、橋本治、泉麻人が非常に多かったので、相当おかしな事になってます。
両親は父が大阪弁、母が標準語ナイズドされた九州弁。両方聞かされて育ったので、勿論両方喋れますし、よくわからない感じになってますね。でも大阪弁でわーってテンション高く喋っていると必ず言われるのが
「酔ってるんですかwww」
いえ酔ってないんですけれどね。電話口だと特に言われます。