まる1年ぶり。年々1年の実感が短くなってる。
父の昇天から3年が過ぎた。
自分は礼拝には続けて顔を出さないけれど、弟は礼拝やリサイタルで密接な関係を築いているらしい。
礼拝にパンと魚の奇跡のTシャツを着てゆく様な不敬な兄に代わって引き続き頑張っていただきたい。
今までお世話になっていた牧師先生が岐阜に転任され、新しい牧師さんが春先に着任されたという事を母から聞いていたのだけれど、夏になった。変わるごとにキャラが個性的になってゆくというか何というか。牧師というよりは、何だろう。芸人に近い感じだろうか・・。よく喋る。
大阪昭和教会と自分の家はWW2の頃にはすでに関係が出来上がっていたと思われ、歴代の牧師先生とも割と親密な関係を築いてきていた。
自分自身は社会に出てから疎遠にした事もあって、声を交わした事のない先生も居るけれど、自分が初めてお世話になり、かつ一番お付き合いの長かった牧師先生との記憶はまだ色々残ってる。
「週報」と呼ばれる、礼拝のタイムテーブル、教会の週間動向、必ず捧げる"祈り"の全文、その他諸般連絡事項を書いた紙があり、これが主日礼拝時に配布される。今このナンバリングが3300を超えているので、教会創設からきっちり週イチで発行しているのだろう。凄いロングラン出版物になっている。
当時はまだワープロもまだが登場するかしないかというIT産業の黎明期で、当然ながらコピー機も大変な高級品。当時子供だった自分も、この週報はどうやって印刷されてるんだろうと不思議に思っていた折に、その制作するとこを見せて頂く機会があった。
で、現場を実際に見せてもらうと、鉄筆で書いていた。いわゆるガリ版・謄写版印刷。自分も牧師先生が使っているのを見るのが、今のところ最初で最後だ。鉄筆で書いた謄写版にインクを塗って、用紙に転写するという自家製印刷機の様なものだけれど、今の様なパソコンや高速複写機が無い頃は、割とポピュラーな印刷方法だったらしい。これの家庭用として代表的なものが理想科学工業のプリントゴッコ。こちらは自分も使った事があったけれど、今見てみたら2012年をもってプリントゴッコも完全事業撤退されていた。
教会に来ると色々なことを思い出すな。