クラウドを使えるサーバーを物色していたら、AmazonWebServicesが目に止まった。
Amazonは知らない間にものすごく広範な仕事を手がけていて、保有しているサーバも多くの国にリージョンを抱えている。小売がメインと思っているうちに驚くほどのスピードでバックグラウンド事業を加速させていて、恐らくこの事業は小売りの利益の殆どを原資に増強されているのだろう。いつまで経っても黒字化しないのは多分ここへの設備投資だろうと推察するし、事実設備投資額は対前で46%と伸びている。
モノを売る為に、「売る」方法を考えるだけではいずれ行き詰まるし、ならば「買う」べき需要を生む土壌を自ら創造すれば良いというアイデアをAmazonは次々と作り出していて、それはウェブサイトでも当然分かる事だし、インフラを制圧する事によってそのニーズの先端にゆく事が出来るのは、既にGoogleで実証済なので今更取り上げるテーマでは無いか。
ともあれ、amazonは単純にデータインフラを作りたいというわけでは無いだろうし、ドライ系の既成消耗品なんかに関しては、メーカーから納入されたデータで、マテリアルプリンタを使った自社生産・域内完結即配送の販売チャンネルが将来出来るかもしれない事を考えると、早々に自前の設備投資を行っておかないと、2年や3年じゃちょっと厳しいよな・・。
この10年だけでも、技術進歩が20倍ぐらいのスピードで進んでいる事を考えると、
そういう事が出来るかも知れないじゃなくって、出来ると感じる。