今日は会社のOB会の発会と総会を梅田で。
若輩ながら事務局長の指名を頂き、先達の設立へ向けた活動を事務的にまとめる仕事を春から行っていた。
しかし錚々たるメンバー。本当に様々なスペシャリストに恵まれて年商100億円企業に成長出来たのだから、錚々でない筈は無いし、30代の自分なんかは子供も子供。いやぁしかしこれ、今から更に20年ロードかぁと考えると長いなぁ。
事務的な参加のつもりだったけれど、自分ももう16年目になるので、知らない人が居なくて楽しかった。
酔っ払って帰ってきてすぐにバタリと寝た。
変な夢を見た。
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点検口を開けると、事務所の下には丁度上下ワンフロアぐらいの暗い空間があって、床面は砂地だった。
砂地から頭を出した電気ケーブルの様なものから小さな火が出ていた。多分これは良くない火だろうなと感じた。
状況を撮影しないと、と思って、床に転がしたカメラを取ろうと手を伸ばしたら、カメラじゃないものを掴んだ。
何だこれ...いや、これは子供の頃よく工作につかっていたマブチの水中モーターだ。これじゃない。
放り出してカメラを取って撮影。
撮影を終えたら、PS室の様なドアを開いて、宇宙船の通路の様なところを通ってDANGERと書かれた自動ドアをくぐって外へ出る、また会社の事務所に戻る。
3度程別の場所から下に潜って、3度めはもう事務所に戻らなかった。
完全に外へ出ると、ヒトにまじってヒトじゃない二足歩行生物が歩いていた。宇宙人的な。
別に不思議を感じなかった。「おつかれさまです!」の声を彼らにかけながら、深々とおじぎをする。彼らも同じ様に返してくれた。
敷地を出て、自分は少し先を急ごうとしていたのだけど、妙に体が重い。
重力ではなく、空気が硬い。水の中を歩くのに近い。
横を歩いていたひとに、「この世界ってなんでこんな全力で前に進めないんですかね・・?」
って聞いてみたけど、目ぼしい返事はなかった。
とにかく頑張って歩みを進めていると、自分を知ってる子に声をかけられた。
俺は多分良く知らないけれど、俺のことを色々話された末、質問された。
──俺さんは、この世界、クリアしたんじゃなかったんですか?
「こまってる人がまだまだ居るからなぁ。」
そう思っていたのか思っていなかったのか判らんけど、その言葉だけが返事として出た。
泣かれた。涙独特の熱が手に伝わった。
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というところで、夢から覚めた。
酔っ払うと変な夢を見る。何だかな。
何やらRPG的な世界の様だ。