そして俺主査が爆誕した。いわゆる専門職課長。
早いもので、大学をやめて物流の世界に飛び込んで20年目、今の会社に来て17年目。
上場企業でいうマネジメントの出来る課長とは雲泥の差が有るけれど、何だか判らないうちにこんな感じになってしまった。
可能な限り黙っているけれど、人事発令でまず見つかり、グループウェアの肩書で見つかり、課長と呼ばれるのが妙に面倒臭いというか、それ自体がプレッシャーになっていてかなり窮屈。
そして社長が代わった。
今回の社長も現場に居た頃には全く繋がりが無かった方なのでよく判っていない。
ただ、ハードやソフトに関しては造詣の深い方の様で、検討や判断は少し早くなりそうな感が有る。
あと管轄している3社のうち、もう1社も社長が交代になったのだけれど、こちらは17年前に一緒に仕事をした事があった方で割と馴染みが深い。自社の機構改正はともかく、色々異動や出向、再就職なんかがこの数ヶ月重なって、17年前自分が今のグループ会社に入ったその時のスタッフが自分の業域に集まっていて、なんか懐かしい顔ぶれで新年度がスタートした。
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色々忙しい。
定期採用を昨年からスタートしていて、今年はグループ内合同ではなく、子会社単体で実施する事となり、人数こそ少ないものの会場のセット、小物のセット、掲示品の制作で慌てた。というか、入社式を自社でやるとか、創業27年目にして初の快挙だった。
そういえば式次第や横断幕は、よっぽど手の回らない場合でない限り、相変わらず自分で制作している。
会場が広い事が多いので、2A0サイズで作っているのだけれど、A0を超えるサイズを外へ投げると割高になって勿体無い気がしたり。というか原稿が直前まで決まらないので、結局自分で作った方が後の対応が楽というか。
DTPとはいえ、重ね位置もきちんととって、5m離れたら重ね合わせ部分が判らない様にしっかり作る。5400mmの横断幕から先の2A0(1189*1682)まで、かなり手際よく制作出来る様にはなった。なんというか、掲示は一瞬だけとはいえ、折角の式だし、手書きの式次第とか、1文字1枚の繋ぎ合わせとか、特に写真を撮った時にそれが存在感を出してしまい、貧しい感じがして苦手なので、準備の中でも一番時間をかけている。
こういう仕事に手間をかける時間が少なくなりつつは有るな・・。
ともかく、入社式や懇親会、新たに部署に着任した管理職の手続きや大規模な機構改正、会社間の事業移転が盛りだくさんで充実している。