道頓堀ですごく久々の金龍。
何年ぶりか判らんけど、麺はやわ目だった。昔はこういう「屋台!」っていう感じのラーメンが好きだったな。
相合橋を抜けて、猫の気配を感じた。
野良猫はどちらかというと気配を消している方ではあるけれど、気配を消すための場所や、文字通りキャットウォークとなる様な場所を見つけるのは、自分の特技になりつつあるかも知れない。
彼らはいつも何かを観察している。
折り返して道頓堀を南へ下る。
いつも見かける日宝三ツ寺会館には居なかったけれど、オールグリーンの自転車に、卵焼き用のフライパンがロックケーブルと一緒に刺さってた。インテリア・・?
そこから更に南へ下り。
五階。五階という企業がこの向かいにあるけれど、そこも八階あって謎。
軽い食事にしようと、更に楽座の裏を歩くと、うずら卵の山を見かけた。
このインパクト。
燻蒸機材じゃなくて、自前の鉄板焼き用の什器でつくる燻製。
店の方いわく「焚き火」
テッパンラヴワイン。結局入ってしまった。
燻蒸の終わったうずら卵は、一旦冷やして味を締める。
その前に、あまりに凝視していた自分に哀れんでいただいたのか、出来たてほやほやのを出して頂いてしまった。
チーズの香りがして、香りというか実際にスモークチーズの味がするんだけれど、うずら卵もここまで来るとお洒落な食材になる。ずっとこれで酒が飲める。美味しい。
お供はPinga。日本に10ケースしか輸入されておらず、このお店に2ケース入ったとか貴重なワイン。
食材は野菜が中心。野菜といってもパフォーマンスは高く、肉料理に匹敵する程の充実。
お店回りもいい加減飽きたなぁっていうひとには打ってつけという他ない。
これはマッシュルーム。千葉県産のかなり大きいやつ。しいたけ位有る。
充実した。
乾いた笑いに特徴のある兄貴と、この人に任せておけば何の間違いも無いという店長兼シェフの2サイクル。店は10人入れば満員に近い小ささだけれど、忙しい時は3回転位するそう。2軒目の利用が多い事から、いいお店である事もわかる。また来よう。