援護、頼む。

 久々に街へお出かけ。年初に購入して換金していない当たり馬券がそろそろ期限切れになるので、ようやっと換金。60日間って意外と短い。

 馬券をキャッシュに替えて、大阪駅周辺をウロッとして千里丘でケーキを買って帰る。夕食は「はっちん」で食べた。

 昨日、通院の際に待ち時間が出来たので(と、いうかいつも小1時間待たされる)、周辺をウロッとしてみると喫茶店があった。最近喫茶店って物凄く減ってきてる様な気がする。昼はサ店、晩はBARの僕好みな店だったので、入ってみたら、BGMがフォークソング。

 「あの、素晴らしい、愛をもう一度〜」 とか、「あなたは、もう、忘れたかしら〜」 とか。

 コンクリ打ちつけの店内に相応しくないBGMだったものの即座に順応。そこはそれ終日ABCラジオが流れてた「楓」と変わらん。

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 楓(かえで) - 大阪市東住吉区山坂

 実家のまん前にあった喫茶店。開店当初はcafe/Bar形式を取っていたものの、マスターの老齢に伴いBarタイムを止め、日中のcafeタイムのみとなり「喫茶店」となる。店内はカウンター8席、テーブル24席。スタッフはマスターとマスターの奥さん。

 売り物はトースト1枚+卵焼き+コーヒーの「モーニングセット」。破格の200円という値段で、毎日通えるお得な価格。喫茶店とはいえ、元の形態がBARなだけに、テーブル席はすわり心地も良く、営業マンのお昼寝にピッタリ。

 店内BGMはABCラジオ固定。夏場のみ高校野球を流す。キヨーレオピン等おなじみのフレーズが馴染む。煙草の自販機の設置有り。自販機の製造年はおよそ1970年頃と言われ、かなり古いものではあったが、毎日20個前後の煙草をそつ無く吐き出していた。

 2000年末、マスターの「疲れたわ」を機に、楓はその長きに亘った営業に幕を引くこととなった。現在、跡地は入っていたビルごと取り壊され、高層ビルへと変貌した。