水、有りません。

 近畿、水不足。

 先日九州の知人より来たメールを読んで「そうか九州は水不足か」と思っていると今日近畿地方整備局渇水対策本部が20年ぶりに設置された。目下奈良和歌山両県がターゲットで、幸い淀川水系は取水制限には至っていないものの、他エリアへの供給や何かで負担がかかるのは免れない状況。

 一番深刻なのは東海方面で、エリア全域を担う各ダムの平均貯水率は既に20%を切っている状況で、過去最悪のペースとの報。10数年前の知多半島断水の再現もありうるとか。



貯水率平均2005.06.27 - 各報道機関の記事より

和歌山紀ノ川水系 - 47%

岐阜県木曽川水系 - 14.1%

愛知県豊川水系 - 19% - 6月25日に小牧市内全ての公共施設噴水停止

三重県宮川水系 - 27%

高知県早明浦ダム - 37.1% - 旧庁舎の2F部分が出現・7月10日に貯水率ゼロ - 6月28日から3次制限確定

岡山高梁水系 - 39% - 7月20日に流域全てのダム貯水率ゼロ

香川県丸亀市楠見池 - 35% - 流域作付け制限

島根県飯梨川水系布部ダム/山佐ダム - 49% - 県下で水枯れによる田植不能・塩害・生育不良発生中

兵庫県東条湖鴨川ダム - 45% - 8月上旬貯水率ゼロ

石川県下 - 県下水系渇水著しく、遡上するアユの大量死確認(6.22)

関東利根川水系 - 貯水率平均69% - 現状続けば8月末に貯水率ゼロ。