地図で散歩

遠出する時はガイドブックや「ここが見所」みたいなのを見ない。以前は事前に地図を全部頭に入れて行っていたけれど、最近は片手にタブレットを持って、latitudeやGoogleMapを見ながらうろうろ出来て凄く便利。そのタブレットで「ここが見所」を探せばいいのかも知れないんですが、基本地図を見て「何だここ」を探して歩きまわる。

おかげ様で何度も訪れている東京なんかだと名所らしい名所は数える程しか行ってなかったりするんだけれど、現地の生活感とかも結構面白いし、現地のヒトなりきりみたいな感じでブラブラ歩いて楽しむ・・っていう地味な楽しみ方ですねこれ。

何か予定やスケジュール、イベントやアトラクション好きな方が同行するとイラッとするかも知れない感じですが、間違いなく観光客が歩かない生活道路なんかを闊歩しているうちに、丁寧にサイフォンで入れたコーヒーをおっきいカップで出してくれる店に出会う。

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武家屋敷と書かれているところに行く。

道中「やきとり横丁」という場所があったので、ちょっと期待して行ってみたら一軒も開いてなかった。札幌のラーメン横丁的なものかと想像していたのだけれど、まぁそんな感じ。


雨が強まる中、ひたすら歩く。

そういえば、北陸や信越は店じまいがとても早い。観光向けの○○館なんかも、夕方には閉めてしまう。空港も驚く程夕方から寂しくなるし、大阪や東京と比べると2,3時間時差があるのかと思う程。

当日も例に漏れず入れるところはほとんど閉まっていた。


そんな中尋ねた店が「似故礼」という茶店。
喫茶店かと思って入ってみたら、ガチで茶店だった。

閉店時間だったのか、1度断られたのだけれど、店主が後から追いかけて来て、一杯ご馳走になった。

海外からの先客がまだ一服していた横で抹茶をぐいぐい。小ぢんまりとした庭園を眺めながら、縁側の様なスペースに腰掛ける感じは、まぁ日本やなぁ!と。ジャパニーズワビサビ!

○似故礼
http://bit.ly/IQUxWe

武家屋敷を改築した茶店で、中はほとんど作り変えが無く、「建屋の中にある縁側」で茶を一服する。

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