22日

sou2005-12-23

雪害のメモ。

大阪・神戸:強風に加えて吹雪。大阪神戸積雪10cm。京都は積雪40cm以上。
午前中受信オーダーは消化。
午後からの出荷オーダーは消化できないと見込み、14時に出荷発送を全て停止する判断を下す。
路線業者ほぼ全て機能停止。
西日本高速道路全て通行止め。
9時から19時まで電話が鳴り響く。8回線全線がかかってくる電話でパンク。発信出来ない。
配達車両は神戸方面が最悪の状況で、16時にようやく1件を配達した車両有り。全5台を投入し、半数が持ち帰り。
最後に帰ってきた車両は三木市へ行った車が23日未明。

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鳴り響く電話を止めるために状況報告書を作るんだけれど、電話への応対でまったく進まない。「過去稀にみる状況となり」と冒頭に打った状況報告書は18時に全ての得意先への送信が終わり、ようやく電話の着信が止まった。雪の影響が判らない荷主への説明文は、A4用紙2枚に及んだ。

意外にも、電話の向こうからは怒号より声援が多かったのには本当に救われた。スタッフ全員が雪の中を何時間もかけて出勤して、延々と鳴り響く電話を取り続けた事が報われる。

近畿、12月22日、大雪。68万戸停電。

写真は会社の前。向こうにある橋の上で車が動けなくなり、1台もこちらへ走ってこない。

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母から時々メールが来る。

「元気ですか?」「メリークリスマスです」

いつも一言だけ送信してくるけれど、続けて何を言いたいかは判るので、返信は結構大変な長さになる。

まぁ、たまには顔を出して欲しいんだろうけれど、いかんせんこんな状況なので帰るに帰れない。30日あたりには帰れそうです。