パニックin東京

かくして,土曜日が訪れた.

4時に起きて,なんとなくネットを眺めているうちに5時.もそもそと準備を始めて6時.あっというまに7時に伊丹空港

一応と思って同行のkouichi君に電話を入れ,6時半起床確認.先に軽くホットドッグを食べて待つ.暇だ.



7時40分.電話.


「モノレール一本乗り遅れたぁぁ」


ここで対策として,先に搭乗手続きをしようかということになって予約情報をメールで送ってもらったのだがチケットレスにしてあるせいか受け取り番号が書いてない.つまるところ搭乗手続きが出来ないということだ.仕方なくカウンターのお姉さんにこれこれこういう人が汗だくで来るから,なんとかハッチクローズを粘ってくれと伝えて,先に乗り込むことになった.


7時50分 AN016便搭乗.


ここで「お客様をお待ちしておりますので今しばらくお待ち下さい」っていうアナウンスが流れるはずだ.49分にモノレールを降りたkouichi君は今頃マッハでカウンターに向かっている頃だ.


7時55分 タグ車接続

7時56分 ハッチクローズ 


えっ.早っ.


無情にも8時ハッチクローズの016便は全力疾走するkouichi君を残してランウェイへと滑り出してしまった.朝は混雑が無いしスケジュール通りに回さないといけないんだろうな..かくして僕だけ時間に間に合ってフライトという万馬券となった.

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式はあいにくの小雨.チャペルでの何となく小恥ずかしいやりとりをニヤニヤしながら眺めた.aさんの装備がFFの僧侶みたいな格好だった上に,オルガンの曲がDQ3の城のテーマ,街のテーマの様な感じで流れていたのがおかしくって,kouichi君とクスクス笑ってた.

広場で風船を飛ばすイベントは,小雨に濡れながらもそんなの気にせずに皆が笑顔で風船と飛ばしていたのが素敵だった.雨ふって地固まれ.

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披露宴.

披露宴はほんと暖かな雰囲気.我等が友人席は他の来賓席を巻き込んで無駄に盛り上がり.

ラストの新婦からお父様への手紙を読む場面で泣いた.

泣きながら読み続けるから内容が時々わからなくなるんだけれど,それがまた涙を誘うんですよ.

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2次会.

超眠い.普段でも16時頃は眠い上に,今日の行軍.

ビンゴゲームも半分寝ながら.



ここで僕とkouichi君の余興の出番が来た.予定ではフラワーロックの様な花だらけのコートを僕がかぶり,kouichi君はおなじみの馬をかぶり,会場内を練り歩き,ラストに花かごを新郎新婦に手渡すという催しだ.BGMは「エレクトリカルパレード」.

2次会の前に,司会のでぐっちゃんから気になる一言を聞いていた.


「んと,かぶりもの,ドレッドみたいになっちゃった(´・ω・`)」


その時は気にしていなかったのだが,いざ準備に入ってそのコートの入っている袋を開けるとドレッドみたいというか「ドレッド」のコートが出てきた.これにグラサンをかける。あの、マトリックスに出てくるなんとか兄弟の様な風情だ。


えっΣ


準備時間は3分しかない.これでエレクトリカルパレードは難しい.しかもドレッド用の振りは考えてない。


ラスト2分でネタを考えないといけないんだけれど,kouichi君が着替えでモタついてる.


ほどなく出番が来てしまった.エレクトリカルパレードじゃなくってロック?ロックというかグラムロックというか,えっと!


ネタを喪失し、パニックになったまま会場へ.サプライズを仕掛ける僕らがサプライズを食らった.

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余興の最中の、みんなの反応は覚えてない。


着替え終わったkouichi君に背負ってもらい、要は馬に乗ったドレッドお化け。


場内に到達するまでの15秒で、一気に思いついたネタを耳打ちして、僕らの余興は始まった。


約5分間の出し物が終わった後、控えのブースでkouichi君は汗だくで動けなくなり、僕はラストの「花かごをもったままそのまま帰る」のネタの後にkouichi君を背負ったおかげで腰がフラついた。超重かった。

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2次会後はカフェじゃないリアルメイド、リス君と邂逅。

なんというか、漫画の1ページから切り取ってきた様な感じの方だったけれど、全然違和感がなくってむしろそうであってくれた方が行動パターンと整合性が取れて納得できるという感じ。何でも興味を示して目を真ん丸くしてる姿が素敵で.

何かと予想外の行動をおとりになるので、かなり新鮮だった。関東へ来たら会うべし脳内リストへ記帳。