「ふとんs−−−」
「んっ?」
内緒での通信がどうにも重かったので,直接喋る為にワイバーンを狩るのをやめてTPSでヘネシスへ飛んだ.
「どしたん?」
「ギルド入れて^^」
「えっ?;」
ヘネシスに立っていたのは聖魔さん.よく見ると所属ギルド名が表示されていない.つまるところ彼女は今フリーになっているという事だ.
「あれっ,ギルドどうしちゃったの?」
「解散しちゃった;;」
理由は特に聞かなかった.
というか嬉しすぎて,聖魔さんの気が変わってしまう前にギルドの「招待」ボタンを押したいところをなんとか我慢の子.
「まだ4人しか居ないから静かだけどいい?;」
「うん^^」
「基本スタンドプレーが多いし,まだギルドとしての行動が少ないけど,いい?」
「うん^^」
多分何を言っても「うん^^」が返ってくるだろうと思ったので,ギルドお約束もそこそこにいざ招待.
「ようこそ,犬小屋へ」
かくして5人目のギルド員は予想外にも聖魔さんを迎える事となりまして.
犬小屋さんの今の状況はドラゴンナイト1,スピアマン1,クレリック1,プリースト2.えらく偏った構成だけれど,このまま未来を迎えるとドラゴンナイト2,プリースト3っていうパーティが(´☆ω☆`)
引き続き犬小屋さんはギルド員募集中でございます.