マンションのまわりは、割とネコ天国になっていて。
毎晩決まったネコが、決まった時間に、決まったルートでパトロールをしているのだけれど、今日フト違う時間に出てみたら、家族連れだった。
3匹家族かぁと思ってたら凄い勢いでもう1匹の黒子猫が走りこんできて4匹家族だった。
さてズルズルと半休半仕事の様な日々が続いた結果週末を迎え。
合間を縫って映画を見て来た。先日から見ている映画も含めて感想。
★★★★☆モンスターズ ユニバーシティ
大変失礼な話なのだけれど、あの手の映画って子供向けだろうと思って見る事が無かった中で、今回初めてスクリーンで見てみたら、割と面白かった。テーマとしては「協力一致で乗り越える!」というところだけれど、自分の中に色々新しい風を吹かせてくれた映画だった。子供は素直に見て楽しめるし、大人は大人で見終わった後、あれはこれはって色々話に花を咲かせる事が出来る面白さがある。エンドロールが終わるまで席は立ってはだめ。
★★★☆☆WorldWar Z
原作は2006年に書かれたマックス・ブルックスのWorldWarZ。全く予備知識なしで見に行ったので、第三次世界大戦の様な壮絶なドンパチが繰り広げられるのかと思ったら、対ゾンビ戦のバイオハザードだった。この映画の何が良いって、もうブラッド・ピッド。カメラはもう99%ブラッド・ピッドに尺を割いており、とにかくブラピを愛してる方の為の映画。作中の主人公としてのセンスは物理的に可能な範囲で素晴らしく発揮されていて、ああいう主人公の能力の引き出し方は面白い。それは無理だろwwっていう速度のアクションとか能力は無く、あくまでヒトとして可能な範囲で事が進んでゆく。
シーンの遷移はサクサクと飽きのこない展開で、ざっくり云うと「ブラッド・ピッドが主人公のドラクエ」といったところだろうか。見終わった後の気分も、ゲームをクリア出来た時の様なホッとした感。悪くなかった。
★★☆☆☆ローン・レンジャー
アメコミ、ドラマで既に既製されているストーリーをスクリーン化。典型的なアメリカ西部劇。
おそらくその長編を2時間強にまとめる都合、どこかで尺をぶった切らないといけないのだけれど、その時間的な辻褄不整合を解決する為に、「当時の記憶を少しずつ語る」という回想方式を取り入れており、これが逆に全体的なバランスを崩している。各キャスト同士の関係性や心情は、だいたい判るでしょ?お察しください?といった感じで、キャスト同士の気持ちで心に響くというところは無かった。
とはいえ、見どころはきちんと作られており、アーミー・ハマーとジョニー・デップが繰り広げるアクションはスピード感満点の面白さがあった(必ずしもバディとして動いているわけではないけど)し、後半30分はちょっと身を乗り出す程の見応えで面白かった。多分こう、「その予備知識は知ってて当然」の水戸黄門や大岡越前的な基礎があってのストーリー。
休日中も深夜開店して制作や処理を続けていたのだけれど、明日はちょっと会社へ出る事にする。
夕方はNHKホールで弟の公開録音のリサイタル。招待状を受け取っておきながら日程を見ていなかったので慌てている。
NHKFMで10月に全国放送されるそうなので、日程が決まったらまたご案内します。
イベント詳細・申込(リサイタル・ノヴァ) | イベント・インフォメーション | NHK(日本放送協会) http://j.mp/12b1b1C