夕日ヶ浦の駅から舞鶴方面へゆこうとした矢先、駅員室の無線が騒がしい事に気づき、よくよく聞いてみると、少し東の丹波大宮の軌道上で列車が自走不能になったとの事。
単線で自走不能列車が居るということは、イコール全線停止となるのだけど、東行きの列車は行けるところまで運行するとの事なので、取り急ぎそちらへ頭を突っ込む事にした。
駅の中に足湯があったり、缶コーヒーを片手に顔をだす駅員が居たり、少し変わった駅を後にした。
順調に丹波大宮までゆくと、駅まで当該列車が運ばれていた。
自分の乗った列車が一旦駅を出た後、手動でポイントを切り替え、逆走でドッキングをする事になったのだけれど、恐らく営業運行中にドッキングするというミッションが少ないのであろう、車掌のアナウンスは3秒に1度噛むという緊張ぶり。ドッキング作業より車掌が緊張で気絶しないか乗客の不安が漂う中、手練の作業員により作業は無事終了した。
20分遅れで丹波大宮を出発し、ほぼ予定通り天橋立に到着。
風が涼しいものの、日差しがきつい。とはいえ風景は初夏。
松林を抜けて、向こう側の島とちょうど半分のところで折り返した。
ひとしきり歩いて天橋立もおわり。前日に夕日をゆっくり眺める事も出来たし、北近畿散歩、まずまずだった。
帰りは特急はしだてから福知山でこうのとりに乗り換えたけど、あれは京都まではしだてで行く方が間違いなく楽だった。乗り換えたばかりにスタンディングになったし、時間も結局大して変わらなかった気がする。
連休が終わった。