蹴上から。
「距離を・・詰めます」と言いながら、既に逃げ腰になっているネコに迫る。
結局逃げられた。
新緑の蹴上、インクラインはとても綺麗なもので、紅葉といい勝負だった。
哲学の道はほどよい日差しで、ネコも日向ぼっこで外に出歩いていた。
正月に来た時もそうだったけれど、ネコを吸い込む木にまた一匹吸い込まれていた。
この三毛猫hお姫様気質で、色々とアピールをしてヒトのチヤホヤを狙う。
哲学の道のネコは地域猫としてもしっかり世話をされているけれど、どのネコも本当に健康でいい顔が多い。
惜しむらくはこのネコ天国が一世一代で終わる事かな。地域猫とはいえ野良として厳しい生活を乗り越えなければいけないのは本当に心配な事だし、太子の猫達が冬を迎えるたび1匹2匹と減っている事を思うと、これ以上その生活に苦労する猫達が増えなければいいなとも思うし、なんとも言いづらい感有る。
とにかく太子の空振りをここで取り返した。
ここまでで結構歩いているけれど、ここから三条珈琲店、祇園を回ってもう一度三条へ戻ってきて豆水楼で豆腐。
この区間、本当に長い距離を歩いた。四条大橋がいつまでたっても近づいてこないし、祇園を丸一周して三条に戻るひともなかなか居ない気がする。
豆水楼、古民家を改装した佇まいで、広いとはいえないけれど、とてもあたたかさのある部屋でゆっくり食事を楽しめて良かった。豆腐が夕飯?って思うけれど、お値段以上のお料理の数々と湯豆腐の食べ放題で満足。京都に来たなぁーってしみじみ感じる。
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豆水楼からそのまま一気に京都駅へ。
と思いきや、京都タワーに登りましょうという事になり、久しく登ってない京都タワーへ。
京都は都市なのに空が本当に広くていい。高層建築は作らねぇ!って大号令を発したヒトはほんと凄いと思う。
でもってようやく帰路へ。
本当に歩き倒した。お嬢さんは流石に現役10代で最後まで笑顔だった。すごい。
今度こういう機会があったら、次は2万2千歩の4分の1ぐらいでピョンピョンと移動してゆきたい。