羽田

夜の羽田空港。

自分のフライトの時刻まではまだ時間があったけれど、結構早めに検査ゲートを通ってコンコースでぼんやり。煙草を持っていなかったし、持っていてもライターを持っていなかったので(当たり前のことですが検査ゲート内ではライターを売ってないんです)、ここは人間ウォッチングしかないなと。

隣のスポットで搭乗が始まり、ぞろぞろっと優先搭乗の人々がブリッジへ入って行くのを眺めていると、列からカップルがヒョイと横にはずれて。

搭乗前になんか忘れ物でも思い出したかと思っていると、少し話して、その場でおもむろに抱き合ってキスという展開だったので、そばに居たJALのお姉さんから、自分と同じ様にフライト待ちをしている人達まで、んぉっという感じで笑ってしまいまして。まぁなんというか、ここでか!という感じなんですが。

そう思いながらもじっと見ていると、ブリッジへ向かったのは女の子だけで、かたや男の方は女の子を見送るとしばらくその背中を見つめた後、目の前のスポットを離れてどこか別の搭乗口か到着口かへ歩いていってしまった。てっきり一緒に乗り込むのかと思っていたら。


次にあの2人が逢うのは何処なんだろう。


なーんて。




キャシャーンが深夜にやっていたのでつい見てしまった。

初期のオリジナルラブに似てる様な、なんだろうか。かなり懐かしい記憶が蘇るサウンドはカラーボトルという仙台出身のアーティストが送る「青い花」キャシャーンOPです。


わからなくて恐いから、つないだこの手を
今君に強く握り返して欲しいんだ


スピッツ程のハイトーン、歌えるかなー。


青い花

青い花