火曜日深夜

東電会見メモ。宿題の回答から。



トレンチの立坑出口。1号機3,2号機4,3号機4。合計11。

仏原子力庁からの申し出に関しては、水処理を含めて総合的な支援要請を日本政府から打診して仏政府が受諾した。

タンクに入っている汚染水は2号機3号機の腹水貯蔵タンクからサージタンクへ輸送を開始した。



質疑応答。




・調査数値は東電が計測しているのではなく外部委託により実施しているという中で、副社長が一昨日の会見の時点で「委託します」という未来形で語った事と、その時点で既に21日に検査が始まり27日に結果が出ていた事に関する矛盾点→回答意味不明

・国際期間で1日で判る検査結果が1週間以上も時間がかかる理由→丸投げしてるので的な回答

・26日11時の会見で「プルトニウムの分析は”今後”行います」という説明があったが、その時点で検査は開始されていた。発表の時系列が全ておかしいので、全てについて時系列に整理を行って頂きたい→整理を行います

・汚染水の最終処理方法は未定

・2号機の圧力容器は破損しているが、どの様に破損しているのか想定するネタが無く判らないが、大半の核燃料物質を保持する程度はまだ残っているだろうと想定する。

・タンクの残水は1号機700/2号機900/3号機1500/4号機/2000(立米)

    • -


「調査速度の改善について、1日で解析できる機関があるならば、作業員や周辺地域の安全の為にもなぜそれを検討しないのか」


→正しいデータをとる事からも、確実に分析をとるという事を第一に進めてゆきたい
→分析機関は日本原子力研究開発機構、日本分析センターの2箇所。前回の分析に関する正確な検査日程は「不明・再確認」
※27日のプルトニウム確認の発表の際、23日に検査着手したと発表した事も忘れている
※日本分析センターHPでは、24時間で出来るという掲載があるという指摘

    • -


「24日の注水開始から5日が経っている状況で、目に見えて水量の上がり下がりも判らないのか」
→目印をつけているが、正確な数値は把握出来ていない(?)

    • -


「27日発表のプルトニウム発見の結果をだした検査は、プルトニウムの確認を念頭においた検査だったのか」
→はい


「では23日の会見の時点でそれについて言及されていなかったがそれは何故か」
→時系列整理と共に改めて報告します

    • -


「サージタンクへの2号機・3号機からの水の輸送量は」
→2号機/10L/h→輸送完了まで90時間・3号機/25L/h→輸送完了まで60時間

    • -


口頭発表と、データの露呈が時系列で整合性がとれなくなっていて、ぶっちゃけ今現時点の各パラメータってどうなっているのかさっぱり判らない。少なくとも報道発表されている数値はどれもこれも1週間は遅れてそう。。

あと会見左側席に座ってる通称カリメロさんはいつも会見の後記者達の補習に付き合ってて大変そうだ。彼らにも早いこと晩ゆっくり眠れる日が来ます様に。

明日も各局安全第一で。