タスポ、たばこ自販機につり下げて自由に購入可に

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080604k0000m040158000c.html

FCTCでの取り組みをはじめ、そもそも世界的な流れとして「自販機撤廃」の風が吹く中、今回のシステムを導入することによって何とか自販機の存続につなげたのに、たとえそれが正論だとしても、なにがしか理由をつけて反則をしてしまうっていう事が更なる向かい風になる事を考えないんだろうか。

もちろんタバコ販売を業とされてらっしゃる企業や、オーナーの方にとっては生活のかかってる事だから、ひとことでこれをどうこう言うことなんて出来ないけれど、クレジットカードの申し込み用紙でさえ書くのを面倒くさがる今の喫煙世代が、証明書や顔写真を添付した上しちめんどうくさい書類を記入するだろうか、と想定したらもちろんそんな事するひとはごく僅かだろうし、事務局をたてて予算を確保しようとするタバコ議員の目論見がなんとなく見え隠れしてこれはこれで気持ち悪い次第で。

面倒くさいんです。とりあえずリーフレットはとってきたけど。

とにかく、公共の場所での禁煙が広まり、禁煙タクシー車両導入率も50%を超えた今、もうあと15年としないうちに酒の自販機が消えたみたいにタバコ自販機は道路上から消え去るだろうし(というかこの状況で自販機が公共の場所にたっている事がおかしくなる)、煙草の販売も大きく制限される様な風が日本に吹く事は目に見えてる中、JTの不正アンケート回答の件をはじめ、わざわざその風を加速させる様な事しなくても。



小売店なんかにはこういうシステムを導入するに至った経緯の説明なんかが無かったんだろうかね。



とりあえずカートン買いしてきました。