maple:月曜日は

1週間に1度程度の頻度で、回れるだけ皆さんのブログを見て回ったりするんですが、そのたびに自分のブログを消してしまいたい衝動に駆られたりして、思いとどまって早4年です。

早く年相応の文章を書きたい。


土曜日の晩。


先日見習いとして入隊されたプレイヤーさんがあまりにも馴染めていなかった様子なので、少しお説教じみた話をしました。

集団生活への溶け込み方、他人に対する立ち居振る舞い、退屈への処方箋、自分自身で考えるべきこと。きっとまだ若い彼にはすべてを吸収するのは難しいかと思いながらも、彼が理解できていない「彼自身のおかれている状況」を、順をおって一通りお話。


「自分がこういう状況におかれているのは〜のせいだ」という考え方から、「自分がこういう挙動をとったからこういう状況になったんだ」という考え方が出来るまでは、ある程度時間のかかることだと思うのですが、すでに集団としての性格が出来上がりつつ犬小屋にあって、前者の様な雰囲気を読めないスタンドプレイに対し、ギルドチャットでもはっきりとした拒否反応が出ました。


拒否反応といってしまうと語弊がありますが、各自がそれぞれそのスタンドプレイに対して注意を飛ばしたり、アドバイスがあったり、こういう事はやめてほしいという意見があったりして、そういうことは今までギルドチャットで飛ばなかったのですが、あぁ結構みんなハッキリと言うもんだなーと犬小屋の新たな一面を見ました。


ただ、本人が変わろうと思えば受け入れられる余地はありましたし、後述しますがこれまでも本人が変わってギルドへ定着した前例もありますから、一歩ずつよくこつこつと変わって輪の中へ溶け込んでゆければ、という思いもあり、彼自身で考えて出る結論を尊重する形をとったのですが、残念ながら1週間という短い時間でギルドを去るという結論が出ました。


このまま居たいという気持ちと、居る為に為さなければならない集団の中での挙動というものがあって、社会人にとってはたいした事はないのかもしれませんが、小学生や中学生の様なまだ若いプレイヤーさんにとってはこれが理解できない場合もあり、なかなか難しいところです。


ゲームですから、「時間を割いてゲームを楽しみにきている」というスタンスがそれぞれのプレイヤーにあって当然ですので、学校や家庭の様に理解できるまで1から10までを完全に網羅するという事が難しいんですね。それでもこの犬小屋に集っている皆さんはかなり面倒見のいい方ばかりだなと思うんですが。


ただ、そういった世代の方皆さんが難しいのかというとそうでもなく、まくらむしさんを「俺あいつ面倒だからだめ」と言わせたちゃわんむし君。世代も環境も違い、ソリが合わずに会話もなかったあの2人が、時間を経ていまや日曜の昼下がりに延々と他愛もない話題を喋り合う仲になっていたりして。


眺めていると本当ほのぼのしているんですが、ちゃわんむし君自身が今の彼になるまでには本当に色々な努力や我慢もあったと思うので、ささやかながらこちらで褒めてあげたいと思います。


冒頭で説教なんていいましたが、実際のところ私も色々説教されるところが多々ある筈なので日々控えめです。さらにこの翌朝、ここに書いたことと同じ様な話をしている夢にうなされて目が覚めました。病んでます。