後半はどうなった

どうもこうもないんですが、もっさり連休を過ごしております。

何を急にという話題を書くと豚インフルエンザなんですが、大阪の町へ繰り出してみると、報道にあったほどマスクをされている方はいらっしゃいませんでした。普段都会と接触の無い田舎暮らしの私ですから、こりゃ都会は大変な事になっているんじゃないかと思いながらも手ぶらで出かけてゆくわけです。

その報道といえば、こういうケースではお馴染みになってきた「受け入れ拒否」で、相変わらず現場背景を考慮しない不安を煽る記事が多くて。受け入れ拒否の背景となる現場の声はこちらでまとめられていらっしゃいました。

天漢日乗 様
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/05/140-55c6.html

記事として「「診察を拒否する病院が増えれば、『症状を正直に申告しないほうがいい』という風潮が広まるおそれがある」」を最後に持ってくるのがメディアの仕事かと。きっと感染症対策課長はきちんとお話をされたんでしょうけれど、事に都合のいい部分を切り取られてこんな感じになってるんじゃないでしょうか。

感染症から守るべき患者さんを普段からたくさん抱えて、予算も削られて休みもへったくれも無しで水際攻防戦を展開している中で、もっとこうメディアとしてやるべき仕事ってあるだろうと思うんですが。