【経済】海外進出進めば「日本で雇用、5分の1」 シャープ会長★2

http://www.asahi.com/business/update/0121/OSK201101210174.html

 12月1日時点の大学生の就職内定率が過去最低の68.8%となったことなどへの感想として述べた。4月に定期採用を行う慣行についても「海外では新卒とかは関係ない。拠点が海外に移って現地採用が増えるなかで、国内での定期採用が何人かと聞かれても、そういうことは考えなくなった」と話した。

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何っていうと、新卒の採用に大して見切りを付けた事は明らかで、国内創業の企業だからといって、もう日本での企業活動にも雇用創出にこだわらないスタンスです!っていう事を今更ながらハッキリと述べただけだけれど、これで”こんな売国企業は出ていけー”と言うのは簡単だけど、輸出で外貨を獲得できる企業が無くなるのは非常に手痛いし、いつか偉い人が言っていた様な農林業の雇用じゃ石油は輸入できないんだよね・・。

現場でいうと正規社員雇用推進と非正規社員の賃金見直しの徹底は、結局ところ流動性の必要な生産ラインに合わないって事になって、コントロール側でいうと、ただ大学を卒業しますっていう内容だけで採用するメリットは無いって事になって。

外国人雇用もここ最近自分の勤め先でも結構増えてきたのを実感するけれど、彼らも皆が好き好んで生まれ住んだ国を離れてきたわけではないだろうっていう事を考えると、いずれは日本からもやむやむ出稼ぎに行く人が増えるんだろうなーなんて。


1円でも安く売れと言う反面、雇用も賃金もしっかり上げろって、国内循環を念頭に置くなら、販売価格かそこらへんで妥協しないといけないと思うんだけど。