4泊3日という研修を終えて大阪に帰って来た。
東北から九州まで、全国の営業所から集った係長~課長クラスの17名は、お互いが何かで繋がっていて、自分も日常業務やイベントで声を交わしたり、現場で会ったり、何らかの関係性がある人が大半。ランダムに分けられた自分の研修チームも、数年前に営業所の立ち上げで徹夜を共にした営業マンを筆頭に、共通の話題を持つ4人チームになって面白かった。
研修のテーマは初歩に立ち返って「人を通じて事を成す」。
・リーダーシップ
・コミュニケーション
・目標達成マネジメント
・メンバー指導育成
・職場の問題解決
・活力ある職場づくり
という基本構造の中で、プロフェッショナルプレイヤーとしての立場から、人とチーム動かして成果を出せる、課題解決を出来るマネージャーが会得するべき内容を、実質40時間程のセッションでグループワークを中心に進められた。
当たり前の話なんだろうけど、感心したのは「どうしようか」じゃなくって「こうしてみる?」という考え方を全員が持っていて、討議の結果がどうであれ進行がかなり速い。営業所の垂直立ち上げやトラブルシュートのプロフェッショナル、改善手法のエキスパート軍団が揃っているので時間を無駄にしない。
かといって、自分の意見を強引に押し進めようとする事もなく、大小全部の意見を拾う姿勢も大事にするし、実際このエクスペンダブルズみたいなチームで仕事を出来たら面白いだろうなぁとは思った。法務・管理/IT系・車輌・通運・作業・倉庫・海運・企画・営業・コンサルタント。経理が居なかったかな。前職もフリーター、船乗り、コールセンターetcバラエティに富んでいて面白かった。
社内の緩い研修会はともかく、こういうしっかりとした所謂OFFJTと呼ばれる研修は初めてなので、かなり頭を使った。業務上必要に応じて学習をするのとまた違った感じで、あー学校とかこういう感じだったなって少し懐かしかった。
日程が進むにあたって、明らかに老化が進んでゆくメンバー、一方で「もう帰れるっすよ!帰れるっすよ!」と最終日に向かって元気になるメンバー、色々だった。
コンビニどころか街も遠いので夕陽位しか見るものがなかったけど、充実した4日間だった。