「しまったー」
友チャで叫んだのは,先日クリスマスツリーでご乱心された火魔のかつs.
「どうしたどうした」
「んっ?」
「どったのぉ?」
ふとん,まくらむし氏,ドラゴンナイトさんが呼応する.
「Mバイキング狩ってるつもりが,パイレーツだった〜;」
「あぁそれ俺もやた」
「みんな間違うよねww」
そう,「Mバイキング」というのは,正確にはマジェスティックバイキングといい,ルディブリアムの時計塔の中に居る強敵.艦砲射撃が非常に痛い.重要なクエストアイテムを落とすので誰もが触ることになるのだけれど,隠しMAPにいるので,そのよく似た格好からバイキングとよく間違われる.
「Mバイキングってどこにいるの・・?」
「隠しMAPで」
「左上の電球2つあるとこの間だよ」
「ありww」
かくして,かつsはMバイキングへと向かったわけだが
「うわぁ,強そう・・」
「かつs特攻や」
「Mガードかけてダメみていけそうならリログして戦闘」
「がんばってーww」
「かっとばせーかーつー」
「プレイボール!」
と,友チャに熱心になっているうちに,ワイバーンに囲まれていたふとんむし,まさかの討ち死にオッパッピー.
「ぐぇ俺が死んだ」
「どまw」
「かつs〜あの世で待ってるよぉ〜」
「ふとんc縁起の悪いことゆわないw」
「三途の河の向こうでふとんsが待ってるよw」
「こっちの川向こうはあったかいよぉ〜 」
墓ドロのまま,かつsのエンゲージ中継を見守る.
「強ぇぇ.でもうまいなぁ」
「おっ いけたのか」
「経験値も結構あるしねー」
「し,死んだ・・・・」
「ぶww」
「どまw」
「かつsww」
「さぁかつs,一緒に僕と向こうへ逝こうね・・」
「俺って,期待を裏切らない男でしょw」
こうして年始2日目の夜が更けて.