大阪への帰路はこだまに飛び込み自由席を確保したのはよかったのですが、こだまをなめてました。
15時半に小倉を出発し、大阪に到着したのは19時過ぎ。実に4時間も乗車していた事になります。しかも西からの新幹線というのはアレですね。トンネルが多いので景色が殆どないのですね。
さて下関の残りから。
「ペンギン館がオープンしましたっ」
というお友達のオススメにより、海響館という水族館へ出向きます。
とにかくペンギンがたくさん。
フンボルトペンギンと云うんですか。砂に埋まってらっしゃいます。
とにかくたくさんのペンギンを眺めた後、本館の方へ。
ふぐ。砂に潜るときのアクションが凄いのです。
そしてイルカショー。いいですねイルカ・・すごく可愛い。
これはクジラの骨!HEPFIVEのくじらを彷彿とさせますが、そのスケールを超えてます!
ところで下関でチェックインしたお部屋ですが、ルームナンバーが歴史的でした。
海峡ゆめタワー。高さ143メートル。あれっ、そんなに高くないじゃんという数字ですが、その数字とは裏腹に、ぐるっと関門海峡から360度、素晴らしい景色が見渡せます(要約すると高い建物が余りないという事なのですが)。
そしてお夕飯。タクシーの運転手さんに「連れてってください」とお願いして連れて行っていただいたところは、ふく料理「喜多川」さん。
「お座敷はちょっと予算が・・」と申し上げたにも関わらずお座敷のお店です。皿洗いの危機です。
心配していたご予算。シンプルにふぐ料理を楽しめるコースから、お大名様クラスのコースまで色々なものがあり、今回は丁度真ん中あたりのコースを頂きました。というか、そうか九州にはこれを食べに来たのか!と思わせる位の素晴らしいお料理でした・・。
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最終日は再び唐戸。目的地は巌流島です。
唐戸には市場があり、鮮魚から何から何でもありますお腹いっぱい。
さざえの山が素敵。
この巌流島の往復と、門司港への片道で合計3度の船への乗船があったのですが、大阪へ帰阪してもまだなんとなく体が揺れてます。普段慣れない感覚ってよく残りますねこれ・・。
巌流島はいわゆる佐々木小次郎と宮本武蔵の決戦の地ということで、映画やドラマで見ていた砂浜的なものを想像していたのですが、上陸してみると大変綺麗に舗装と護岸が施されていましてですね。はい。とても歩きやすいです。正式名称は船島。現在は無人島です。また埋立が行われ、その歴史的な決戦が行われていた当時の面積に比べると現在は6倍の10万平米。かなり広く感じるのですが、島の半分ほどは前述の重工さんの私有地扱いになっており立ち入りができません。
上陸は唐戸と門司港から出ている巌流島ゆきの船の2ルートです。
とりあえずここが決戦の地。
小次郎さん&武蔵さん
島の前には三菱重工さんのドックがあり、今日はパナマ船がドック入りしていました。
門司港ゆきの船がすっごい勢いです。波をかぶってベッタベタ注意。
そして門司港へ渡り、うろうろっと歩いてみたのですが、門司港レトロでは琴線に触れるものがありませんでした、、、観光用?の列車が走っているので、それに乗るとまた違うのかもしれません。大阪でいうと雰囲気的には中之島といったところでしょうか。古くからの建物一軒一軒はとても趣があっていい感じなのですが、エリア全体が観光地として作られてしまった感じがしました。これはでも門司港>下関>博多というコースをとってみると面白いかも知れませんね。
この建物は旧門司三井倶楽部。
門司港駅。ここから小倉へ向かい、今回の旅最後の移動となるこだまに乗り込みました。
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総移動距離にしておよそ3000km。
伊丹空港を2度通り、新大阪を2度通って∞型にうろうろした5日間もあっという間に終わり。
こんなに連日出かけるという事が今まで無かったので、また機会を見つけて行ってみたいと思います。
以上、道中からのレポートでした。