声が大きいのと、声がよく届く・響くというのは随分印象が違うもので、よく届く、よく響く声を出す為に遠くを意識しろというのを昔何度も言われたのを思い出した。
言われた時分は楽器を吹き鳴らしていた時だったけれど、その意識で体全体の呼応も変わってくるのは明らかで、手元でどんなに頑張っても音は伸びないし、局所的に力を入れたところですぐそばで音が落ちてしまう。
楽器でも声でもそうなのだけれど、体全体を使う事は割と重要で、その為には音の落ちるポイントを遠くに意識していないといけないのだけれどこれがなかなか難しい。気道の開き具合や呼吸の量、広範囲に届くベストの音程は力技では出せないし、わざわざマキノの山までのぼって合宿してたのは、それを実践する貴重な機会だったのだけれど、その他を満喫しすぎて会得には遠かったな・・。
今の職についてから割と大勢の前で喋る機会は多いけど、場内の最後尾じゃなくて、いつも"2km先"をいつも意識してる。
ひと駅分位か。
明日も仕事。
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そういえば、ふと思い出して愕然とした。
もう4年経とうとしてる!
初めて描いた人物画。平成21年6月30日とある。嘘だろ・・。
この絵を元に今ザクザクっと描き直した。
間で半年位空白の期間があったけど、これはひどい・・。
普通4年もあったら単行本とか出せるよな。