木曜日〜金曜日


「それは本当に今必要なのか!?」って考えるクセをつける事は、非常時にも、そうでない時にも大事だと思います。少し足りないくらいで丁度いいんじゃないでしょうか。


1週間が早く感じました。無くなった方のご冥福をお祈りするとともに、安否の確認出来ていないご家族を待つ方に、1日も早くいい報せが届く様にお祈り致します。



ガソリンのタンク貨車を引いたJRFが明日土曜日、盛岡ターミナルに到着する予定です。台車もドライバーも準備されている模様なので、給油事情もようやく回復してくれると期待してます。

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木曜日の晩はお友達からメールを貰って、行方不明になっている親戚ご一家をパソコンから探してました。



パーソンファインダを使ってみたり、まだドロップボックスに入ってる被災地の掲示板写真を1枚1枚眺めてみたり、自治体がまとめてる被災者名簿を調べてみたり。

探せるところは時間をかけておおむね全部目を通したけれど、その名前は無く、結局見つけられなかった。


翌日になって国土地理院の写真でその地域を見てみると、内湾から谷を抜けて津波が一気に駆け抜けた跡があって、最奥が池の様になっていた。恐らくここも集落だったんだろうというところ。

見ていると山側の家々が流されずに残っているし、大きな建物が何とか残ってる。恐らく避難所になっているであろう場所がある事から、気休めにもならないけれど、逃げ延びてる可能性は十分あるし希望を持って!という最後のメールを送った後、震災から1週間の黙祷がテレビに流れていた。自分が先ほど写真を見ていたその場所で、被災者の皆さんが、自衛隊の皆さんが黙祷をしていた。


上空からの写真で見る以上に大変な様子だった。


ん?自衛隊?


大変入り組んだ場所で、道路も寸断されていたであろうそこに自衛隊が入ってきてた。


その1時間後に、探していた親戚ご一家の全員生存確認のメールが来た。



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パーソンファインダ、凄いですね。

あれ、被災地の写真に書かれている氏名を筆耕してるのを恥ずかしながら昨日知りました。何かこう、自治体提供の情報ソースかと思ったら、目視で筆耕って。大変な努力と時間が掛かっていることかと思いますし、ただ筆耕するだけではなく、内容の正確性についてのディスカッションも行われており、ネットワークの利便性と善意がとてつもなく反映されているデータベースでした。


筆耕職人さん凄い。


張り付いてる運送の地震スレにも筆耕職人さんがいるけれど、地図上の通行止めになっているポイント数百箇所を、路線名と通行止ポイントにテキスト化して情報価値を上げるんですよ。自分もやってみようと思って地図を見てみたけれど、転記と違う高いハードルがあって断念しました・・。




明日も1人でも多くの生存確認が増えてゆきます様に。




以上各局明日も安全第一でよろしくお願いします。



国土地理院 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に関する情報提供
http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/h23_tohoku.html