土曜日雑

弟のリサイタルが有るという事で、先週母から電話があって尼崎へ。

慣れた大ホールと違って、ミニホールは少し小狭い場所から入る感じになっていたのだけれど、こちらの方は格調を身近に感じる内装やホールのつくりになっていた。宴会にも対応出来る対応能力の強いロケーション。

 

今回のリサイタル、バイオリン、テノール、ピアノという異種格闘技の様なジョイントになったのは、母に聞くところによると、このアルカイックホール・尼崎総合文化センターの松原館長のブッキングという事らしい。

 

松原さんは過去に新日本フィルハーモニーの楽団創立、財団化の主軸を担われた一方で、コーディネーターとしても芸術・音楽面でも全国的に活躍をされていらっしゃって、そんな凄い方が弟の事を「自分の息子の様に」と仰るので凄く恐れ多いというか、そこらへんは母の方がよっぽどプレッシャーに感じているとは思われる。

 

バイオリンの能力を目一杯引き出す瀧村さんの演奏、お馴染み弟のドイツ・リートで始まって、越知さんのピアノがうまく空気を整えながら、普段余り演目に上がらない日本曲のラインナップまで、3時間とても充実した時間になった。

 

終わってから感じたけど、今回のは普段から出演者に親しみのある方向けの、ゆっくりくつろいで聴けるコーディネイトがされていた様に思う。

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年末の関フィルから春にかけて大きなところが続いてます。

 

松原友 Tomo Matsubara-コンサート情報

http://j.mp/17Iy0pj